フリーランスエンジニアの皆さんはフリーランス案件・求人を獲得する際、どのように行動していますか?
一番多く挙がるのは、フリーランスエージェントの活用ではないでしょうか?
フリーランスエンジニアにとって営業工数をかけず、継続的かつ安定してフリーランス案件・求人を獲得するには、フリーランスエージェントに登録することが最も有効でしょう。
フリーランスとして廃業する方は、フリーランスエージェントなどを利用せず、企業に直接営業しているというデータもあるため、そのような事態を引き起こさないためにも積極的にフリーランスエージェントを活用することをおすすめします。
さて、今回はフリーランスエージェントのat engineer(アットエンジニア)に焦点を当て解説します。
具体的にはat engineer(アットエンジニア)を運営している株式会社アイスタンダードや、活用するメリット・デメリット、評判/口コミ、フリーランス案件・求人に参画するまでの流れをご紹介します。
特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・フリーランスエンジニアを今後検討している方
・at engineer(アットエンジニア)を活用している/今後活用を検討している方
・フリーランスエージェントについて詳しく理解したい方
at engineer(アットエンジニア)の基本情報
この章では、at engineer(アットエンジニア)の基本情報について解説していきます。
運営企業 | 株式会社アイスタンダード |
設立 | 2014年5月 |
拠点 | 東京都品川区西五反田2-19-12 VENTURE MAFIA 3F 大阪府大阪市北区曾根崎2-8-5 お初天神EAST BLDG 3F(BIZcomfort) |
事業内容 | ・フリーランス支援事業『at engineer(アットエンジニア)』運営 ・IoT/WEB/ネイティブアプリの受託開発 ・プログラミングスクール運営 |
対象のフリーランス職種 | エンジニア、PM、PMO、コンサルタント、ディレクター、テスター、アナリストなど |
対象エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、京都府、大阪府、兵庫県 |
フリーランス案件・求人数 | 3,179件(2021年6月時点)※非公開案件有 |
リモートワーク案件・求人 | ◯ |
週2・3日案件・求人 | × |
支払いサイト | 非公開 |
マージン率 | 非公開 |
at engineer(アットエンジニア)は、2014年設立の株式会社アイスタンダードが運営しているフリーランスエージェントです。
at engineer(アットエンジニア)を運営している株式会社アイスタンダード社はat engineer(アットエンジニア)以外にもIoT/WEB/ネイティブアプリの受託開発やプログラミングスクール運営に取り組んでおりIT/フリーランス分野の拠点のひとつとなる企業です。
at engineer(アットエンジニア)の魅力の1つとして、定期的なトレンド技術の勉強会や交流の場、情報交換の場など多様なイベントを開催していることです。
at engineer(アットエンジニア)の基本情報などを解説してきました。
さて、次章よりat engineer(アットエンジニア)を活用するメリットやデメリットについて見ていきましょう。
at engineer(アットエンジニア)を活用するメリット
この章ではat engineer(アットエンジニア)を活用するメリットを解説していきます。
フリーランスエンジニアとして、活躍する上で最適なフリーランスエージェントを見つけることはフリーランスエンジニアとして活動の幅をどれだけ拡大できるか関わってくる重要な事柄です。
at engineer(アットエンジニア)の活用メリットをしっかり理解し、自分に合っているフリーランスエージェントを探しましょう。
高単価フリーランス案件・求人を豊富に保有
at engineer(アットエンジニア)を活用するメリットとして、高単価フリーランス案件・求人を豊富に保有していることが挙げられます。
公開案件の約50%は80~100万円のフリーランス案件・求人です。
高単価フリーランス案件・求人の参画を希望しているエンジニア、年間で1,000万円以上の報酬の受け取りたいエンジニアなどは、一度at engineer(アットエンジニア)の話を聞くことをおすすめします。
フリーランス/ITの知識豊富な専任コンサルタントがサポート
at engineer(アットエンジニア)を活用するメリットとして、フリーランス/ITの知識豊富の専任コンサルタントがサポートしてくれることが挙げられます。
案件紹介から案件参画後のアフターフォローまで徹底したサポートを受けられます。
at engineer(アットエンジニア)のコンサルタントは、登録者のスキルセット、希望単価、職種、希望稼働日数、希望勤務地、キャリアパスなどの詳細をもとにフリーランス案件・求人を提案してくれます。
フリーランス/IT業界の最新市場動向など、総合的に判断した上で最適なフリーランス案件・案件を厳選してもらえます。
専任コンサルタントのサポートを検討している方やフリーランスへと独立して日が浅い方、フリーランス/IT知識を持った専任コンサルタントが在職しているフリーランスエージェントを探しているなどはat engineer(アットエンジニア)を活用してみましょう。
70%の保有案件はエンド直、元請直
at engineer(アットエンジニア)を活用するメリットとして、70%の保有案件はエンド直、元請直であることが挙げられます。
また、取り扱っているフリーランス案件・求人は、ソーシャル(オンライン、コンシューマ)、ゲーム、アドテク、Eコマース等のtoCサービスから金融系、製造、物流、小売りなどの業務系まで様々な業界です。
商流の浅いエンド直や元請直などフリーランス案件・求人を豊富に保有していることで高単価を実現できているのでしょう。
エンド直や元請直のフリーランス案件・求人に参画を希望しているエンジニアなどはat engineer(アットエンジニア)への登録することをおすすめします。
業界最速の支払いサイト
at engineer(アットエンジニア)を活用するメリットとして、業界最速の支払いサイトであることが挙げられます。
「ソクモ」と呼ばれる「前払い・即日払いサービス」を活用することにより、業界最速の支払いサイトを実現できます。
また、「ソクモ」は複数の支払いサイトに対応しており、以下のように必要な手数料を支払うことにより前払いや即日払いで現金を受け取れます。
・支払い報酬:当該月単価の50%
・手数料:5%(円未満切捨て)
・支払:当該月25日(25日が土日祝の場合は前営業日)
・支払い報酬:前月稼働分
・手数料:3%(円未満切捨て)
・支払:報酬確定後、最短即日払い
資金繰りに苦労しているフリーランスエンジニアやフリーランスエンジニアで独立してまだ浅い方などはat engineer(アットエンジニア)の活用をおすすめします。
at engineer(アットエンジニア)を活用するデメリット
この章ではat engineer(アットエンジニア)を活用するデメリットについて解説していきます。
フリーランスエージェントを最大限活用するために、デメリットについてもしっかり把握しておきましょう。
エンジニア経験者でないと活用しづらい
at engineer(アットエンジニア)を活用するデメリットとしてエンジニア経験者でないと活用しづらいことが挙げられます。
at engineer(アットエンジニア)で公開されているフリーランス案件・求人をみる限りだと、エンジニア経験者(最低でもエンジニアとしての実務経験が1~2年以上)でないと、参画は難しいでしょう。
フリーランスエージェントで取り扱っているフリーランス案件・求人のほとんどは即戦力のエンジニア経験を求めているものが多いです。
そのため、エンジニア未経験やプログラミングスクール受講終了して間もない方は、at engineer(アットエンジニア)を活用してもフリーランス案件・求人を獲得することは難しいでしょう。
地方フリーランス案件・求人がない
at engineer(アットエンジニア)を活用するデメリットとして地方フリーランス案件・求人がないことが挙げられます。
at engineer(アットエンジニア)が公開しているフリーランス案件・求人は東京都、神奈川県、大阪府に集中しています。
地方でのフリーランス案件・求人を検討しているフリーランスエンジニアやIターン、Uターン、Jターンを希望/検討しているフリーランスエンジニアはat engineer(アットエンジニア)を活用しても見つけにくいでしょう。
at engineer(アットエンジニア)は地方フリーランス案件・求人の参画を希望/検討しているフリーランスエンジニアには向いていないフリーランスエージェントであると言えます。
地方のフリーランス案件・求人を探しているフリーランスエンジニアはPE-BANKを参考にして見ましょう。
フリーランスエンジニアの皆さんはフリーランス案件・求人を獲得する際、どのように行動していますか? 一番多く挙がるのは、フリーランスエージェントの活用ではないでしょうか? フリーランスエンジニアにとって営業工数をかけず、継続的かつ安定して[…]
at engineer(アットエンジニア)の評判/口コミ
この章ではat engineer(アットエンジニア)の評判評判/口コミについて解説していきます。
実際に活用しているフリーランスエンジニアからの声ですので、特にこれからat engineer(アットエンジニア)の活用を検討している方やどのフリーランスエージェントを活用しようか迷っている方におすすめです。
at engineer(アットエンジニア)の良い評判/口コミ
at engineer(アットエンジニア)の良い評判/口コミを見ていきましょう。
50代:エンジニア
at-engineerの面談形式はオンラインで時間は30分でした。
担当者の技術的な理解のおかげでスムーズに登録面談が進みました。この中でOPEN-COBOLも探すことができる対象だとわかったので、極めて有意義でした。
面談までの日程調整のスピード感が非常によかったのと、業務後の遅めの時間にもかかわらず融通を聞かせてくれたのが好印象でした。
担当者も気さくで話しやすい雰囲気がありました。
高めの金額で希望を出していましたが、希望通りの金額で案件を発注して頂けました。
営業さんが発注元にしっかり交渉をして頂けたので、とても満足です。
稼働したばかりなので、サポートや勉強会などはわかりませんが、エージェントは営業ありきだと思っているので、満足です。
良い評判/口コミには、at engineer(アットエンジニア)のフリーランス案件・求人の質の良さや専任コンサルタントの対応についての回答ありました。
at engineer(アットエンジニア)で取り扱っているフリーランス案件・求人をはじめとし、専任コンサルタントが登録者の将来や現状を総合的に判断してフリーランス案件・求人を紹介していることが良い評判/口コミに繋がっていると言えるでしょう。
at engineer(アットエンジニア)の悪い評判/口コミ
at engineer(アットエンジニア)の悪い評判/口コミを見ていきましょう。
40代:エンジニア
at-engineerの面談形式はオンラインで時間は30分でした。
担当者の技術的な理解のおかげでスムーズに登録面談が進みました。
勤務地、案件など希望要件、待遇面などの説明を受けまして、内容についてはこれまで利用していたエージェント様とあまりメリットを感じることがありませんでした。
40代:エンジニア
案件につきましては、面談を受けてから一週間経過しておりませんが、ほかのエージェント様がすでに提示している中全く提示されてきませんので、焦燥感しかありません。
慎重に検討をされているのか、それともこの状況下で探すのに苦戦しているのかの状況報告すらありません。
今、提示ができるのかどうか、どこかと交渉中なのかどうかを含めて、状況を報告するべきではないかと思いました。
今後については、状況の連絡が迅速でないと、利用するのをためらってしまうかもしれません。
ほかのエージェント様は面談を受けてから、数日で案件の提示は受けているという事実があります。
悪い評判/口コミには、フリーランス案件・求人の質というよりかは、他フリーランスエージェントとの差別化の薄さや提案案件が無いことの意見がありました。
しかし個人の意見であり、それぞれ感じ方は異なりますので、上記意見などを参考にして最適なフリーランスエージェントを見つける材料にしましょう。
at engineer(アットエンジニア)でフリーランス案件・求人に参画するまでの流れ
この章ではat engineer(アットエンジニア)でフリーランス案件・求人に参画するまでの流れを解説します。
特にat engineer(アットエンジニア)の活用を検討している方、フリーランスエージェントを一度も活用したことがない方はしっかり読んでいただくと良いでしょう。
ユーザー登録・フリーランスエージェントとの面談
まず、at engineer(アットエンジニア)のサイトを訪問し、ユーザー登録を行いましょう。
at engineer(アットエンジニア)の登録フォームで氏名、メールアドレス、電話番号など個人情報項目の他に希望単価、希望稼働日、スキルシートや職務経歴書などの項目がありますので入力しましょう。
その後at engineer(アットエンジニア)の専任コンサルタントとのキャリア面談を行います。
キャリア面談は対面やオンラインのどちらかで実施され、自分のキャリアや開発スキル、希望条件など30分~45分ほどかけて、詳しく行われます。
at engineer(アットエンジニア)の専任コンサルタントは登録情報やスキルシート・職務経歴書などの情報をもとにフリーランス案件・求人をある程度の厳選していきます。
そのためスキルシート・職務経歴書は、事前に準備もしくは共有しておくと良いでしょう。
なお、面談の際に自分が譲れないフリーランス案件・求人の条件(軸)を伝えておくこと良いでしょう。
フリーランス案件・求人応募
自分が参画したいフリーランス案件・求人へ応募するか、またはヒアリングした結果を元に、at engineer(アットエンジニア)より提案されたフリーランス案件・求人へ応募します。
フリーランスエージェント側が提案してくれるフリーランス案件・求人の中には、Webサイト上ではまだ公開していない非公開案件を提案されることも多いです。
クライアントと面談・契約成立
フリーランス案件・求人に応募完了したらクライアントとの面談を行います。
面談日程の調整はat engineer(アットエンジニア)の専任コンサルタントが行い、面談当日の流れやアドバイスを事前に伝えてくれます。
またクライアントとの面談にはat engineer(アットエンジニア)側のコンサルタントも同席するため、自分では伝えきれないアピールポイントや聞きにくい質問もしてくれ非常に心強いです。
お互いの合意を得て契約が成立したら、契約締結します。
参画しているフリーランス案件・求人が満期に近づいてきたら、新たにフリーランス案件・求人を紹介してもらえるなどat engineer(アットエンジニア)は継続的にフォローしてくれます。
まとめ
今回はフリーランスエージェントのat engineer(アットエンジニア)に焦点を当て、at engineer(アットエンジニア)を運営している株式会社アイスタンダードや活用するメリット・デメリット、評判/口コミ、フリーランス案件・求人に参画するまでの流れを解説してきました。
at engineer(アットエンジニア)を活用するメリット・デメリットや評判/口コミをしっかりと把握した上で、自分に最適かどうか考えて見ましょう。
フリーランスエージェント活用の際は1つのフリーランスエージェントに登録するのではなく、複数のフリーランスエージェントへ登録しましょう。
複数のフリーランスエージェントに登録すると、自分のフリーランスコンサルタント/エンジニアの価値が客観的に理解できるだけでなく、より高単価なフリーランス/副業案件・求人を選択できるためです。
より自分のフリーランスとしての市場価値やマッチしたフリーランスエージェントを選ぶには「フリーランススタート」がおすすめです。
30以上のフリーランスエージェントが保有しているフリーランス案件・求人を横断して閲覧・応募できるだけでなく、各フリーランスエージェントの特徴も分析することが出来ます。
フリーランススタートでフリーランスエージェントを分析してみる→
以下表に、主要なフリーランスエンジニア向けのフリーランスエージェントをまとめてみましたので、ぜひフリーランスエージェント選びの参考にしてください!
【開発スキル別】フリーランスエージェントを活用しているフリーランスエンジニアの年収
開発スキル | 平均年収 | 最高年収 |
Java | 757万円 | 2.400万円 |
PHP | 787万円 | 2.400万円 |
Python | 871万円 | 1.920万円 |
Ruby | 875万円 | 2.400万円 |
JavaScript | 798万円 | 2.160万円 |
Go言語 | 980万円 | 1.800万円 |
Swift | 867万円 | 1.680万円 |
Kotlin | 927万円 | 1.800万円 |
COBOL | 625万円 | 1.800万円 |
Unity | 832万円 | 1.680万円 |
AWS | 927万円 | 2.040万円 |
SAP | 1,310万円 | 2,460万円 |
本記事がat engineer(アットエンジニア)の活用を検討しているエンジニアの方や、どのフリーランスエージェントを活用するか迷っているエンジニアの方にとって、お役に立てましたら幸いです。