エンベデッドシステムスペシャリスト試験とは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が情報処理の促進に関する法律に基づいて実施する試験です。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験が出題される内容は一般的なシステム開発に加え、IoTを含む組み込みシステムの設計・構築から保守、ハードウェア設計から開発など組み込みシステム開発に必要なスキルを問われます。組み込み・制御エンジニアやITエンジニアとしてより組み込みシステム開発の知識やスキル証明などを身に付けたい方向けの国家試験です。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験は国家試験ですので、ITエンジニアの方は知っている/資格を保有している方も多いのではないでしょうか。
また、就職や転職活動時エンベデッドシステムスペシャリスト試験資格の取得を検討している方もいるかと思います。
システム開発全般に関する知識が必要であることや午後試験は出題範囲が幅広くかつ午前の試験よりもより専門的な問題となっているため、エンジニアとしての実務経験を十分に積んでいる方でも「出題範囲が幅広い」や「午後試験が難しい」「対策をしっかりしていないと受からない」など一筋縄ではいかず苦戦している意見の方が多いです。
さて、5Gが本格的に導入され、私たちの生活がよりハードウェアと密接につながっていく世界へと変わりつつある現代において、エンベデッドシステムスペシャリスト試験を含む資格も同じく、出題内容の変更や改定を行っています。
そのため以前調べた時と比べて変更や改定している点も可能性が高く、エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格詳細や出題範囲など現状を理解したい方は多いのではないでしょうか。
そんな、今回はエンベデッドシステムスペシャリスト試験について解説します。
具体的にはエンベデッドシステムスペシャリスト試験の試験対象者や試験時間、試験範囲、合格率、難易度などの試験詳細からエンベデッドシステムスペシャリスト試験を習得するメリットやデメリット、エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格に合格するための参考書Webサイトの紹介などを解説します。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験を現在勉強している/今後勉強する予定の方はぜひご一読ください。
特に記事をご一読していただきたい方
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験の合格率や出題範囲、認定までの流れなど試験詳細を知りたい方
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験に合格するメリットを理解したい方
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得におけるデメリットを理解したい方
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験合格のためのおすすめ参考書や勉強法を知りたい方
・エンベデッドシステムスペシャリスト試験が役立つのかどうかを知りたい方
エンベデッドシステムスペシャリスト試験とは
エンベデッドシステムスペシャリスト試験はEmbedded Systems Specialist Examination(ES)とも略される、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する高度IT人材としてIoTを含む組み込みシステム開発の専門的な技術や知識を有する者を対象者とした国家試験です。
2022年10月時点で累計応募者総数は11.5万人以上、累計合格者総数は約1.1万人、合格率約11%の高難易度の国家試験です。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、IT技術者の能力を測るために設けられた共通規格である「共通キャリア・スキルフレームワーク」で、レベル1〜4まである中でレベル4に位置する最高難易度の試験です。(レベルの数値が高いほど難易度が高い)
エンベデッドシステムスペシャリストの年収
エンベデッドシステムスペシャリストは組み込みエンジニアと同等スキルを保有していますので組み込みエンジニアの年収を見てみましょう。
dodaにおける組み込みエンジニアの正社員の年収は501万円です。
また近年フリーランスの働き方が増加しているため、フリーランスでの組み込みエンジニアの年収を見てみましょう。
フリーランススタートを参考にすると、月額単価の平均は58万円で年に換算すると696万円となります。
日本のIT人材の平均年収は約584万円ですので、正社員の組み込みエンジニアは平均年収よりも低いですが、フリーランスの組み込みエンジニアの平均年収は上回っているため、フリーランスの方が高年収を獲得できることがわかります。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の試験概要
この章ではエンベデッドシステムスペシャリスト試験の詳細について詳しく解説します。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験について理解したいもしくは受験を検討している方はしっかり理解しておきましょう。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の試験会場・日程などの概要
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の詳細を以下表にて各級ごとにお伝えします。
試験会場 | 全国試験会場(東京、横浜、埼玉、千葉、札幌、仙台、名古屋、大阪など全62箇所) 試験会場の詳細はこちらから確認できます。 ※試験会場の選択はできますが、会場の指定は出来ず受験票で通知されます。 |
試験日程 | 1回(秋期のみ) ※2022年は10月9日実施 ※申し込み期間:7月8日~28日18時まで |
受験料 | 7,500円(税込) |
合格基準点 | 各試験ごとに60点/100点 |
試験結果 | 合格発表日(12月下旬)以降、IPAのサイトで受験番号の閲覧可能 合格者には、合格証書が送付あり 多肢選択による出題形式の解答例は、試験当日中に公表 |
受験資格 | 年齢・国籍を問わず誰でも受験可能 |
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の試験時間・出題形式・出題数
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の試験時間・出題形式・出題数は以下表をご覧ください。
午前Ⅰ | 午前Ⅱ | 午後Ⅰ | 午後Ⅱ | |
試験時間 | 9:30~10:20 (50分) |
10:50~11:30 (40分) |
12:30~14:00 (90分) |
14:30~16:30 (120分) |
出題形式 | 多肢選択式 (四肢択一) |
多肢選択式 (四肢択一) |
記述式 | 記述式 |
出題数 解答数 | 出題数:30問 解答数:30問 |
出題数:25問 解答数:25問 |
出題数:3問 解答数:2問 |
出題数:2問 解答数:1問 |
(出典:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/es.html)
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の出題範囲
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の出題範囲について解説します。
【午前 I 】
・コンピュータシステム(コンピュータ構成要素、システム構成要素、ソフトウェア、ハードウェア)
・技術要素(ヒューマンインタフェース、マルチメディア、データベース、ネットワーク、セキュリティ)
・開発技術(システム開発技術、ソフトウェア開発管理技術)
・プロジェクトマネジメント(プロジェクトマネジメント)
・サービスマネジメント(サービスマネジメント、システム監査)
・システム戦略(システム戦略、システム企画)
・経営戦略(経営戦略マネジメント、技術戦略マネジメント、ビジネスインダストリ)
・企業と法務(企業活動、法務)
上記が午前の出題範囲であり、特にセキュリティが重点分野となっています。
この午前 I 試験は基本情報技術者試験や応用情報技術者試験などと共通している試験範囲です。
【午前Ⅱ】
・システム構成要素術(システムの構成、システムの評価指標)
・ソフトウェア(オペレーティングシステム、ミドルウェア、ファイルシステム、開発ツール、オープンソースソフトウェア)
・ハードウェア(ハードウェア)
・ネットワーク(ネットワーク方式、2 データ通信と制御、通信プロトコル、ネットワーク管理、ネットワーク応用)
・セキュリティ(情報セキュリティ、情報セキュリティ管理、セキュリティ技術評価、情報セキュリティ対策、セキュリティ実装技術)
・システム開発技術(システム要件定義・ソフトウェア要件定義、設計 、実装・構築、統合・テスト、導入・受入れ支援、保守・廃棄)
・ソフトウェア開発管理技術(開発プロセス・手法、知的財産適用管理、開発環境管理、構成管理・変更管理)
・ビジネスインダストリ(ビジネスシステム、エンジニアリングシステム、e-ビジネス、民生機器、産業機器)
午前Ⅰと試験内容が重複しますが、難易度が上がります。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験は特に組み込み・制御エンジニアとして重要な要素であるコンピュータ構成要素、ソフトウェア、ハードウェア、セキュリティ、システム開発技術での出題範囲が重点的に出題されます。
【午後 I ・午後 Ⅱ】
IoT を含む関連技術の動向及び適用可能性を基にした開発システムの機能要件の分析、機能要件を満足させるハードウェアとソフトウェアのトレードオフ、ソフトウェア要求仕様・ハードウェア要求仕様の把握 など
2 組込みシステムのソフトウェア設計に関すること
3 組込みシステムのハードウェア設計に関すること
IoT を含む関連技術の適用可能性の吟味とプラットフォームの利用,ハードウェア要求仕様の分析,MPU 又は MCU の選択,システム LSI の吟味 など
4 保守に関すること
IoT を含む関連技術の適用可能性の吟味、ソフトウェア仕様書・ハードウェア設計書に基づく保守容易化設計、保守計画の作成 など
(参考:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/youkou_ver5_0.pdf)
午後の試験は記述式での解答となり、ハードウェアとソフトウェアを含む組み込み開発関連の文章が出題されます。
近年話題になっているVRシステムや自動運転などの実際にあるであろう問題が出題されています。
制限時間以内に解けるように過去問や問題集などをしっかり解いておくと本番でもうまくパスできるでしょう。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の受験者数・合格率・難易度
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の受験者数・合格率・難易度について見ていきましょう。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公式に掲載している「統計情報」をもとに平成29年〜令和3年までの過去5年間の数値が以下です。
【エンベデッドシステムスペシャリスト試験】
受験者数(人) | 合格者数 (人) | 合格率 (%) | |
平成29年度 | 3,394 | 607 | 17.9 |
平成30年度 | 3,461 |
616 |
17.8 |
令和元年度 | 3,653 |
585 |
16.0 |
令和2年度 | 1,962 |
321 |
16.4 |
令和3年度 | 2,185 | 400 | 18.3 |
過去5年間において、エンベデッドシステムスペシャリスト試験の平均合格率は17.2%という結果です。
平均値をみても合格率は10%後半台と低く、合格のために学習計画や期間を設けて受験する必要があるでしょう。
では、エンベデッドシステムスペシャリスト試験は他類似試験と比較し、どの程度難しいのか難易度を考察してみましょう。
まず、応用情報技術者試験の平均合格率を見ると22.6%です。
ITSSキャリアフレームを参考にエンベデッドシステムスペシャリスト試験と同レベルである下記試験(3つ)の過去5年分の平均合格率を見てみましょう。
データベーススペシャリスト試験(DB) | 約14.4% |
ITストラテジスト試験(ST) | 約14.9% |
システムアーキテクト試験(SA) | 約15.1% |
上記を見てみると、他試験はエンベデッドシステムスペシャリスト試験に比べて難しいことがわかります。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去5年間の平均合格率は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する高度な知識・技能試験の中で2番目に高く難易度は同レベルの試験の中では易しいです。
なお、初めて情報処理技術者試験に挑戦する方は、いきなりエンベデッドシステムスペシャリスト試験など最高難易度の試験に挑戦するのではなく、基本情報技術者試験もしくは応用情報技術者試験を受験し自分の実力をみてみることをおすすめします。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の申し込み手順
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の申し込み手順を見ていきましょう。
2.受験料の支払い ※決済手段:クレジットカード決済、ペイジー(Pay-easy)、コンビニ
3.予約完了メールの送信
4.試験
5.合格発表
6.合格証書交付
一度予約を行うと、理由の如何を問わずキャンセルはできないため注意しましょう。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の有効期限
エンベデッドシステムスペシャリスト試験における有効期限(失効期限)はありません。
能力を認定する試験であり、何らかの権利が与えられる資格とは違うので有効期限はありません。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の勉強時間
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の勉強時間を見ていきましょう。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の勉強時間について、応用情報技術者試験程度の知識が備わっていることが前提で少なくても約100〜200時間(平日2時間、休日5時間の勉強で約1ヶ月〜2ヶ月弱)は必要でしょう。
応用情報技術者試験に合格している方の場合、午前試験は比較的合格しやすいでしょう。
午後試験は午前試験と類似した出題範囲となっていますが、より専門的かつ深い内容が出題されるため午前試験よりも難易度は高いです。
そのため、午後試験を重点的に勉強している方が多く見受けられます。
一度過去問題を解いてみて、正解率が低い箇所は試験を重点的に勉強すると良いでしょう。
また、他の合格者がどのような学習を行なってきたのかやどのポイントに注意したほうが良いなど学習する前に情報として知っておくと効率的かつ学習時間が短縮できる可能性もあるでしょう。
上記勉強時間はあくまでも目安であり、基礎知識や学習効率、理解度により個人差が大きく生じるため勉強時間は参考としてお考えください。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のメリット
この章ではエンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のメリットについて解説します。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験を本格的に行う前にその試験を受験する目的を改めて考えましょう。
もしかしたらエンベデッドシステムスペシャリスト試験自体が不要な場合も大いにあり得ますので、少しの時間でも良いので受験する目的を考えてから受験するようにしましょう。
IoTを含む組込みシステム開発の知識が身に付く
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のメリットとしてIoTを含む組込みシステム開発の知識が身に付くことが挙げられます。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験を受験することで、一般的なシステム開発に加え、IoTを含む組み込みシステムの設計・構築から保守、ハードウェア設計から開発など組み込みシステム開発の知識を身につけられます。
さらに、エンベデッドシステムスペシャリスト試験資格を取得することで、その知識を保有している証明にもつながることもメリットです。
資格手当や報奨金を貰える場合もある
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のメリットとして資格手当や報奨金を貰えることが挙げられます。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の場合企業にもよりますが、資格手当よりも取得した際に受け取れる報奨金が多いでしょう。
資格手当の相場は5,000円程度となっていますが、企業によっては数万円の報奨金が出るでしょう。例えば20万円の報奨金がもらえる企業もあります。
資格によっては資格手当が貰えない場合もありますので、報奨金や資格手当を目的としている方はまず調べることをおすすめします。
他の高度試験及び支援士試験の一部免除
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のメリットとして他の高度試験及び支援士試験の一部免除されることが挙げられます。そのため、他の難しい試験を受験する際に有利になります。
たとえば「システムアーキテクト試験」や「データベーススペシャリスト試験」「プロジェクトマネージャ試験」などの高度試験をはじめとし、中小企業診断士試験の「経営情報システム」や弁理士試験の「理工Ⅴ(情報)」などは免除対象となります。
こういった資格も獲得することで、エンジニアとして知識の幅を広げることができ、更に年収アップに繋がるでしょう。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のデメリット
この章ではエンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のデメリットについて解説します。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験を含む資格取得はメリットに目が行きやすいですが、しっかりデメリットも考慮した上で試験勉強を始めましょう。
勉強時間を確保する必要がある
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のデメリットとして勉強時間を確保する必要があることが挙げられます。
勉強時間を確保することは、つまりある程度の時間を犠牲にする必要があるということです。
例えばITエンジニアとしてある程度経験があり、既に応用情報技術者試験に合格している方がエンベデッドシステムスペシャリスト試験に合格するために、必要な勉強時間は約100〜200時間です。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験が自分の目的において不必要な資格であるならかなりの時間を無駄にしてしまいます。
自分の時間を削り勉強時間に費やす可能性があることを念頭に改めてエンベデッドシステムスペシャリスト試験の受験が必要なのかを考えましょう。
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応用情報技術者試験とは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が、情報処理の促進に関する法律に基づいて実施する試験です。 応用情報技術者試験が出題される内容は情報技術を活用した戦略立案の策定などの知識をはじめとしシステム設計から運用の[…]
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のための参考書やサイトを紹介
この章ではエンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のためのおすすめ参考書やWebサイトについて解説します。
ぜひ参考にしてみましょう。
参考書①:エンベデッドシステムスペシャリスト 「専門知識+午後問題」の重点対策 第5版
(出典:Amazon)
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のための参考書としてエンベデッドシステムスペシャリスト 「専門知識+午後問題」の重点対策 第5版が挙げられます。
上記参考書は合格に必要な知識や考え方が身に付く参考書です。
この参考書はハードウェアソフトウェア、難易度が高いとされている午後試験について様々な知識の理解を深められる内容です。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のために購入しておきたい参考書の1つです。
参考書②:2022 エンベデッドシステムスペシャリスト 総仕上げ問題集 (総仕上げ問題集シリーズ)
(出典:Amazon)
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のための問題集として2022 エンベデッドシステムスペシャリスト 総仕上げ問題集 (総仕上げ問題集シリーズ)が挙げられます。
この参考書は 分野別Web確認テストで苦手分野の確認、試験過去問題、本試験を想定したオリジナル「実力診断テスト」など様々な問題と解説が掲載されており、傾向と解法を自分の知識になるまで理解できます。
ある程度試験対策を行なった方が試験対策の総仕上げに使用する問題集ですので、持っておいて損はないでしょう。
サイト①:エンベデッドシステムスペシャリスト過去問対策.com
エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格取得のためのWebサイトとしてエンベデッドシステムスペシャリスト過去問対策.comが挙げられます。
このサイトはエンベデッドシステムスペシャリスト試験を受験するITエンジニアのための学習サイトです。
午前と午後それぞれの過去問が10~11年分掲載されており、エンベデッドシステムスペシャリスト試験受験の傾向を把握したり、現状のレベルを確認したりと受験者それぞれにあった使い方ができます。
また過去問Webアプリもあり、通勤時間など隙間時間を利用して勉強もできるためおすすめのWebサイトです。
まとめ
本記事では、エンベデッドシステムスペシャリスト試験の試験対象者や試験時間、試験範囲、合格率、難易度などの試験詳細からエンベデッドシステムスペシャリスト試験を習得するメリットやデメリット、エンベデッドシステムスペシャリスト試験の資格に合格するための参考書やWebさいの紹介まで幅広く解説します。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施しているIoTを含む組み込みシステムの設計・構築から保守、ハードウェア設計から開発など組み込みシステム開発に関する知識やスキルを問われる試験です。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験を取得することによりIoTを含む組込みシステム開発に関する知識を幅広く身に付けることができたり、資格手当がもらえる可能性があるなど取得するメリットはあります。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験は国家試験ですが、IT業界では資格よりも実力主義が優先される傾向があるため、就職や転職のための資格取得の場合など目的によっては資格取得しても活きない可能性があります。
エンベデッドシステムスペシャリスト試験資格の取得を検討する際は今一度まず自分の定めた目標に対して、エンベデッドシステムスペシャリスト試験資格の取得が必要かどうかを確かめてみましょう。
当記事をご一読いただきエンベデッドシステムスペシャリスト試験について少しでも理解が深められたら嬉しいです。
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