フリーランスエンジニアの皆さんはフリーランス案件・求人を獲得する際、どのように行動していますか?
一番多く挙がるのは、フリーランスエージェントの活用ではないでしょうか?
フリーランスエンジニアにとって営業工数をかけず、継続的かつ安定してフリーランス案件・求人を獲得するには、フリーランスエージェントに登録することが最も有効でしょう。
フリーランスとして廃業する方は、フリーランスエージェントなどを利用せず、企業に直接営業しているというデータもあるため、そのような事態を引き起こさないためにも積極的にフリーランスエージェントを活用することをおすすめします。
さて、今回はフリーランスエージェントのエンジニアファクトリーに焦点を当て解説します。
具体的にはエンジニアファクトリーを運営しているファインディ株式会社や、活用するメリット・デメリット、評判/口コミ、フリーランス案件・求人に参画するまでの流れをご紹介します。
特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・フリーランスエンジニアを今後検討している方
・エンジニアファクトリーを活用している/今後活用を検討している方
・フリーランスエージェントについて詳しく理解したい方
エンジニアファクトリーの基本情報
この章では、エンジニアファクトリーの基本情報について解説していきます。
運営会社 | アイムファクトリー株式会社 |
設立 | 2008年7月8日 |
拠点 | 東京本社、大阪支社、田川サテライト |
事業内容 | ・エンジニアファクトリー ・アイムファクトリーエージェント ・社内SE転職ナビ |
フリーランス職種 | エンジニア、PM、PMO、コンサルタント、デザイナー、CGデザイナー、ディレクター、プランナー、サポート、テスター |
対象エリア | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県 |
フリーランス案件・求人数 | 2,627件(2021年6月時点)※4,000以上の非公開案件有 |
リモートワーク案件・求人 | △ |
週2・3日案件・求人 | △ |
支払いサイト | 非公開 |
中間マージン(仲介手数料) | 非公開 |
エンジニアファクトリーは、2008年設立のアイムファクトリー株式会社が運営しているフリーランスエージェントです。
エンジニアファクトリーを運営しているアイムファクトリー株式会社はエンジニアファクトリー以外にもIT業界専門転職エージェント「アイムファクトリーエージェント」や社内SEに特化した転職支援サイト「社内SE転職ナビ」事業に取り組んでおりITやフリーランス分野の拠点のひとつとなる企業です。
エンジニアファクトリーは実績が10年あるため、幅広い年齢層の方に最適なフリーランス案件・求人を紹介できる提案力が魅力です。
エンジニアファクトリーの基本情報などを解説してきました。
さて、次章よりエンジニアファクトリーを活用するメリットやデメリットについて見ていきましょう。
エンジニアファクトリーを活用するメリット
この章ではエンジニアファクトリーを活用するメリットを解説していきます。
フリーランスエンジニアとして、活躍する上で最適なフリーランスエージェントを見つけることはフリーランスエンジニアとして活動の幅をどれだけ拡大できるか関わってくる重要な事柄です。
エンジニアファクトリーの活用メリットをしっかり理解し、自分に合っているフリーランスエージェントを探しましょう。
IT/Webフリーランス案件・求人を5,000以上保有
エンジニアファクトリーを活用するメリットとして、IT/Webフリーランス案件・求人を5,000以上保有していることが挙げられます。
優良企業・外資系・ベンチャーなど様々な規模の企業を取り扱っています。
公開されているフリーランス案件・求人は「プログラミング言語」「フレームワーク」「データベース」「その他」「職種・募集部門名」「案件・事業内容」の6カテゴリーの中から検索可能で、希望している案件・求人をピンポイントに探せます。
豊富なフリーランス案件・求人の中から最適なものを選びたいエンジニアは、一度エンジニアファクトリーの話を聞くことをおすすめします。
高単価フリーランス案件・求人を豊富に保有
エンジニアファクトリーを活用するメリットとして、高単価フリーランス案件・求人を豊富に保有していることが挙げられます。
エンジニアファクトリーを活用しているエンジニアの平均月単価は76万円と高額です。
また、公開している約20%のフリーランス案件・求人は80万円以上を超えており豊富です。
高単価フリーランス案件・求人の参画を希望しているエンジニア、年間で1,000万円以上の報酬の受け取りたいエンジニアは、一度エンジニアファクトリーの話を聞くことをおすすめします。
フリーランス/ITの知識豊富な専任コンサルタントがサポート
エンジニアファクトリーを活用するメリットとして、フリーランス/ITの知識豊富の専任コンサルタントがサポートしてくれることが挙げられます。
案件紹介から案件参画後のアフターフォローまで徹底したサポートを受けられます。
エンジニアファクトリーのコンサルタントは、登録者のスキルセット、希望単価、職種、希望稼働日数、希望勤務地、キャリアパスなどの詳細をもとにフリーランス案件・求人を提案してくれます。
フリーランス/IT業界の最新市場動向など、総合的に判断した上で最適なフリーランス案件・案件を厳選してもらえます。
契約満了後の再受注率は93%であり、専任コンサルタントがサポートしていることが高い数字を作り出している要因の1つと言えるでしょう。
その他、フリーランスやITエンジニア向けの面談会やキャリアセミナーなどのイベントも定期的に開催しています。
専任コンサルタントのサポートを検討している方やフリーランスへと独立して日が浅い方、IT/Web知識を持った専任コンサルタントが在職しているフリーランスエージェントを探しているなどはエンジニアファクトリーを活用してみましょう。
即日払いサービスを提供
エンジニアファクトリーを活用するメリットとして、即日払いサービスを提供していることが挙げられます。
エンジニアファクトリーは、フリーランスエンジニア向け”お金と保険”のサポートサービス「FREENANCE(フリーナンス)」を無料で利用できます。
手数料(3%)は発生しますが最短で即日振り込みが可能であり、資金繰りで困っているエンジニアなどは非常に役立つサポートでしょう。
FREENANCE(フリーナンス)のアカウント開設すると「即日振り込み」以外にも、フリーランス特化型の損害賠償保険「あんしん補償」が自動付帯されます。
具体的なあんしん補償の一例は以下の通りです。
・仕事の結果の事故:最高5,000万円
・受託物の事故:最高500万円
・情報漏洩:最高500万円
・納品物の瑕疵:最高500万円 など
エンジニアファクトリーを活用するデメリット
この章ではエンジニアファクトリーを活用するデメリットについて解説していきます。
フリーランスエージェントを最大限活用するために、デメリットについてもしっかり把握しておきましょう。
エンジニア経験者でないと活用しづらい
エンジニアファクトリーを活用するデメリットとしてエンジニア経験者でないと活用しづらいことが挙げられます。
エンジニアファクトリーで公開されているフリーランス案件・求人をみる限りだと、エンジニア経験者(最低でもエンジニアとしての実務経験が1~2年以上)でないと、参画が難しいでしょう。
また、フリーランスエージェントで取り扱っているフリーランス案件・求人のほとんどはエンジニア経験を求めているものが多いです。
そのため、エンジニア未経験やプログラミングスクール受講終了して間もない方は、エンジニアファクトリーを活用してもフリーランス案件・求人を獲得することは難しいでしょう。
週2・3日やリモートワーク案件・求人が少ない
エンジニアファクトリーを活用するデメリットとして週2・3日やリモートワーク案件・求人が少ないことが挙げられます。
エンジニアファクトリーは週2日や週3日などの時短勤務やリモートワークを希望しているフリーランスエンジニアにはやや向いていないフリーランスエージェントであるといえます。
週2・3日やリモートワーク案件・求人を探している方は以下フリーランスエージェントがおすすめです。
ITプロパートナーズ | フリーランスエージェントを見てみる |
Workship(ワークシップ) | フリーランスエージェントを見てみる |
クラウドテック | フリーランスエージェントを見てみる |
FLEXY(フレキシー) | フリーランスエージェントを見てみる |
ファインディフリーランス(Findy Freelance) | フリーランスエージェントを見てみる |
プロシート(PROsheet) | フリーランスエージェントを見てみる |
エンジニアファクトリーの評判/口コミ
この章ではエンジニアファクトリーの評判評判/口コミについて解説していきます。
実際に活用しているフリーランスエンジニアからの声ですので、特にこれからエンジニアファクトリーの活用を検討している方やどのフリーランスエージェントを活用しようか迷っている方におすすめです。
エンジニアファクトリーの良い評判/口コミ
エンジニアファクトリーの良い評判/口コミを見ていきましょう。
フリーランスエージェントであるエンジニアファクトリーの最大の特徴はコンサルタントが顔と名前を公式サイトで公開しているところ。
こんな安心感のあるエージェントなかなかいませんよ。
常駐してるフリーランスの平均年収が912万円と高単価なのもおすすめ。
hoshi-駆け出しエンジニア、フリーランス応援- @Web99794657 2020年6月3日
30代/エンジニア:
担当者の質は良く、とても話しやすかった。
特段変な案件は提案されなく、安心して利用しています。
専任のコンサルタントが自身のスキルに適した報酬の高い求人・案件や希望していた求人・案件など、様々な提案をしてもらい、良い案件に参画出来た
良い評判/口コミには、エンジニアファクトリーで保有しているフリーランス案件・求人の質や担当者の対応や情報開示している安心感などの回答がありました。
エンジニアファクトリーは保有しているフリーランス案件・求人の質も高いですが、登録者の将来や現状を総合的に判断して提案できるフリーランス案件・求人を紹介していることが良い評判/口コミに繋がっていると言えるでしょう。
エンジニアファクトリーの悪い評判/口コミ
エンジニアファクトリーの悪い評判/口コミを見ていきましょう。
アイムファクトリー(エンジニアファクトリー)イマイチだな(´ω`)評判悪し
相撲から離れ気味 @devalonbiz 2019年9月18日
悪い評判/口コミには、上記の意見がありました。
しかし最近の評判/口コミではないため、ユーザーも満足して活用している可能性が高いです。
また、上記評判/口コミは個人の意見であり、それぞれ感じ方は異なりますので上記意見などを参考にして最適なフリーランスエージェントを見つける材料にしましょう。
エンジニアファクトリーでフリーランス案件・求人に参画するまでの流れ
この章ではエンジニアファクトリーでフリーランス案件・求人に参画するまでの流れを解説します。
特にエンジニアファクトリーの活用を検討している方、フリーランスエージェントを一度も活用したことがない方はしっかり読んでいただくと良いでしょう。
ユーザー登録・フリーランスエージェントとの面談
まず、エンジニアファクトリーのサイトを訪問し、ユーザー登録を行いましょう。
エンジニアファクトリーの登録フォームは氏名、メールアドレスなどの連絡先情報の項目や直近の職種やスキルを回答する項目があります。
エンジニアファクトリーのエージェントは面談中の会話や職務経歴書の情報をもとにフリーランス案件・求人をある程度の厳選していきます。
エンジニアファクトリーのエージェントとの面談前までに、職務経歴書は提出しておきましょう。
面談はエンジニアファクトリーの担当者と対面もしくはオンラインで実施されます。
面談は自分のキャリアや開発スキル、希望条件など30分~1時間ほどかけて、詳しくヒアリングを行います。
面談の際に、自分が譲れないフリーランス案件・求人の条件(軸)を伝えておくこと良いでしょう。
フリーランス案件・求人応募
自分が参画したいフリーランス案件・求人へ応募するか、またはヒアリングした結果を元に、エンジニアファクトリーより提案されたフリーランス案件・求人へ応募します。
フリーランスエージェント側が提案してくれるフリーランス案件・求人の中には、Webサイト上ではまだ公開していない非公開案件を提案されることも多いです。
クライアントと面談・契約成立
フリーランス案件・求人に応募完了したらクライアントとの面談を行います。
面談日程の調整はエンジニアファクトリーのコンサルタントが行い、面談当日の流れやアドバイスを事前に伝えてくれます。
クライアントとの面談にはエンジニアファクトリー側のコンサルタントも同席するため、自分では伝えきれないアピールポイントや聞きにくい質問もしてくれ非常に心強いです。
お互いの合意を得て契約が成立したら、契約締結します。
自分がクライアントに対してネガティブな印象を受けたり、希望条件に合致しない場合は断ったり、エンジニアファクトリーのコンサルタントが交渉してくれます。
また、参画しているフリーランス案件・求人が満期の1~2ヶ月前に近づいてきたら、フリーランス案件・求人を紹介してくれるなどエンジニアファクトリーは継続的にフォローしてくれます。
なお、初回登録時の30日以内受注は72%であり、多くの方が1ヶ月以内に稼働できていることがわかります。
まとめ
今回はフリーランスエージェントのエンジニアファクトリーに焦点を当て、エンジニアファクトリーを運営しているアイムファクトリー株式会社や活用するメリット・デメリット、評判/口コミ、フリーランス案件・求人に参画するまでの流れを解説してきました。
エンジニアファクトリーを活用するメリット・デメリットや評判/口コミをしっかりと把握した上で、自分に最適かどうか考えて見ましょう。
フリーランスエージェント活用の際は1つのフリーランスエージェントに登録するのではなく、複数のフリーランスエージェントへ登録しましょう。
複数のフリーランスエージェントに登録すると、自分のフリーランスコンサルタント/エンジニアの価値が客観的に理解できるだけでなく、より高単価なフリーランス/副業案件・求人を選択できるためです。
より自分のフリーランスとしての市場価値やマッチしたフリーランスエージェントを選ぶには「フリーランススタート」がおすすめです。
30以上のフリーランスエージェントが保有しているフリーランス案件・求人を横断して閲覧・応募できるだけでなく、各フリーランスエージェントの特徴も分析することが出来ます。
フリーランススタートでフリーランスエージェントを分析してみる→
以下表に、主要なフリーランスエンジニア向けのフリーランスエージェントをまとめてみましたので、ぜひフリーランスエージェント選びの参考にしてください!
【開発スキル別】フリーランスエージェントを活用しているフリーランスエンジニアの年収
開発スキル | 平均年収 | 最高年収 |
Java | 757万円 | 2.400万円 |
PHP | 787万円 | 2.400万円 |
Python | 871万円 | 1.920万円 |
Ruby | 875万円 | 2.400万円 |
JavaScript | 798万円 | 2.160万円 |
Go言語 | 980万円 | 1.800万円 |
Swift | 867万円 | 1.680万円 |
Kotlin | 927万円 | 1.800万円 |
COBOL | 625万円 | 1.800万円 |
Unity | 832万円 | 1.680万円 |
AWS | 927万円 | 2.040万円 |
SAP | 1,310万円 | 2,460万円 |
本記事がエンジニアファクトリーの活用を検討しているエンジニアの方や、どのフリーランスエージェントを活用するか迷っているエンジニアの方にとって、お役に立てましたら幸いです。