コロナの影響や働き方改革、副業解禁など、リモートワーク(在宅勤務)が浸透しつつある近年、フリーランスエンジニアやデザイナーなどの案件・求人でもその働き方は注目されています。
リモートワーク(在宅勤務)にしたことにより、自由な時間が増えたや家事/子育ての両立がしやすくなったなどの意見も多く見受けられます。
「リモートワーク(在宅勤務)案件・求人では単価が低くなるじゃないの?」「スキルや経験豊富なフリーランスエンジニア/デザイナーだけ参画できるんでしょ?」などの意見も見受けられます。
そんな今回はフリーランスのリモートワーク(在宅勤務)について詳しく解説していきます。
具体的にはフリーランスのエンジニアやデザイナーのリモートワーク(在宅勤務)の実情や案件・求人例などをはじめとし、リモートワーク(在宅勤務)のメリットデメリット、リモートワーク(在宅勤務)案件・求人が豊富なフリーランスエージェントについて解説していきます。
特にフリーランスのエンジニアやデザイナーの方でリモートワーク(在宅勤務)を検討しているまたは興味/関心がある方はぜひご一読ください。
特に記事をご一読していただきたい方
・フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)に現在参画している方
・フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)を検討している方
・フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)案件・求人を知りたい方
・フリーランス市場を理解したい方
・リモートワーク(在宅勤務)案件・求人保有のフリーランスエージェントを知りたい方
フリーランスのエンジニアやデザイナーはリモートワーク(在宅勤務)しやすい?
この章ではフリーランスのエンジニアやデザイナーのリモートワーク(在宅勤務)事情について解説していきます。
フリーランスのエンジニアやデザイナーはリモートワーク(在宅勤務)しやすいです。
しかし、フリーランスとしてリモートワーク(在宅勤務)案件・求人に参画するにはある程度開発実績や開発スキルが必要になります。
その理由としてリモートワーク(在宅勤務)は常駐案件・求人とは異なり、通常時と同等のコミュニケーションを取ることが困難になり、指示が上手く伝わらないことや情報漏洩などのリスクが高まるためです。
ある程度開発実績や開発スキルを持っているフリーランスはリモートワーク(在宅勤務)案件・求人に参画しやすいでしょう。
フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)案件・求人はある?
この章ではフリーランスのリモートワーク(在宅勤務)案件・求人の有無について解説していきます。
特にフリーランスエンジニアやデザイナーとして活躍をしている方は参考にしましょう。
50以上フリーランスエージェントのフリーランス案件・求人を集約しているフリーランススタートで分析してみましょう。
2021年7月時点でのフリーランス案件・求人数は202,137件です。その内リモートワーク(在宅勤務)案件・求人数は18,957件あり、約9.4%を占めています。
また、下表である募集中のリモートワーク・在宅のフリーランス求人・案件数の推移を見てみましょう。
フリーランス案件・求人数全体から見れば少ないと感じますが、上表からリモートワーク(在宅勤務)案件・求人数は徐々に増加していることがわかります。
リモートワーク(在宅勤務)増加の要因としてコロナの影響や政府が推進する「働き方改革」それに伴う企業の副業解禁、ITサービスの飛躍的な急進などが挙げられます。
特にAIやIoT、5Gなど様々なIT産業が飛躍的に進んでおり、それに伴うクラウドソーシングサービスなどプラットフォームの登場により労働環境や働き方は数十年前と比較し大きく変化しました。
上記様々な要因があり、リモートワーク(在宅勤務)は増加していますが、今後も増加する動きは加速していくでしょう。
フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)案件・求人例
この章ではフリーランスのリモートワーク(在宅勤務)案件・求人例を解説していきます。
以下フリーランス案件・求人が一例です。
・システム切替支援
・医療系Webシステム開発
・広告配信のSaaS開発
・DX関連 新規事業開発
・データ基盤開発
・保険関連Webサービス開発
Java、JavaScript、PHP、Python、Ruby、Swift、Kotlin、Scalaなどある程度知られているプログラミング言語を活用した案件・求人であれば、リモートワーク(在宅勤務)案件・求人は豊富にあります。
必要条件は、各フリーランス案件・求人ごとの要求されているスキルセットがあることはもちろんですが、リモートワーク(在宅勤務)の経験や現場経験の両方必要になることが多いです。
また、リモートワーク(在宅勤務)案件・求人を希望している場合、スタートアップやベンチャー企業を中心に探してみることをおすすめします。
スタートアップやベンチャー企業は小規模であるためカルチャーが決まっていなかったり、柔軟な対応が可能なのでリモートワーク(在宅勤務)案件・求人は多い傾向にあります。
しかし小規模開発、故プロダクト/サービスを高速で開発していることやチーム間のクリエイティブなやりとりや信頼関係を築くことも必要であるため、常駐を中心としているスタートアップやベンチャー企業もあります。
フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)のメリット
この章ではフリーランスのリモートワーク(在宅勤務)のメリットを解説します。
フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)案件・求人に参画することによってどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
時間を有効活用できる
フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)のメリットは時間を有効活用できることです。
受注したフリーランスのリモートワーク(在宅勤務)によっては予定やペース配分を決めにくいこともありますが、自分で仕事の量や内容を制御しやすいです。
特にフリーランスのリモートワーク(在宅勤務)は成果物で評価されるため納期までに提出すれば問題ないでしょう。
朝に集中して残りの時間を趣味に充てたり、夜集中できるので、朝や日中は他の時間に充てたりなど、様々です。
また、通勤時間が無いとその準備にかかっていた時間も無くなるのでその分時間の有効活用が出来ます。
仕事の生産性が向上する
フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)のメリットは仕事の生産性が向上することです。
ストレスが軽減されて自分の働きやすい環境で働くことができれば、自然と集中力も増すため、生産性も自ずと向上していきます。
通勤時間がなくなったことによって稼働時間を多少増やすことも可能なので、業務においてこれまで以上のパフォーマンスの発揮やモチベーション向上させることも十分可能です。
育児や介護との両立が可能になる
フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)のメリットは育児や介護との両立が可能になることです。
常駐の仕事で育児や介護を両立させることは非常に大変です。
しかし、リモートワーク(在宅勤務)であれば、自宅での仕事ですので、育児や介護の時間を作ることができます。
家族が安心できる環境にありながら仕事ができることは、フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)案件・求人に参画する大きなメリットと言えるでしょう。
フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)のデメリット
フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)は、時間の有効活用ができるや生産性が向上する、人間関係のストレスが少ないなどメリットばかり目がいくでしょう。
しかし、実際はリモートワーク(在宅勤務)にもデメリットはあり、知っておくことで自分に合っている働き方が把握でき将来設計も立てやすいです。
では、早速フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)のデメリットを見ていきましょう。
長時間労働になりやすい
フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)のデメリットは長時間労働になりやすいことです。
リモートワーク(在宅勤務)の場合、作業時間も自分である程度コントロールできます。
そのため、つい長時間労働になってしまいがちです。
長時間労働をしないようにするには、日や週ごとに仕事の達成目標を決めたり、納期から逆算して計画的に仕事を進められるようにしておくことが大切です。
何時から何時まで働くかを決めておけば、仕事とプライベートの区別もついて、メリハリを付けて働けるようになるでしょう。
加えてクライアントに予め業務対応可能時間を共有しておくのも良いでしょう。
連絡を取る時間の参考になるほか、業務の進捗報告をすれば、クライアントも今後の計画を立てやすくなります。
評価基準が成果物だけとなる
フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)のデメリットは評価基準が成果物だけになることです。
常駐勤務でないためリモートワーク(在宅勤務)の評価基準はクライアントに提出する成果物のみであり、過程は見えないためほとんど評価されないでしょう。
万が一トラブルが発生した場合でも、提出された成果物だけで判断されてしまうので、クライアントにこまめに連絡を進捗の報告をするのが大切です。
チャットやテレビ会議ツールを用いて定期的に進捗報告をすれば、クライアントからの信頼も獲得できるようになるでしょう。
情報漏洩に注意
フリーランスのリモートワーク(在宅勤務)のデメリットは情報漏洩に注意する必要があることです。
リモートワーク(在宅勤務)は自由な働き方ができますが、常に情報漏洩のリスクにさらされているので、セキュリティ対策をする必要があります。
仮に対策をせずクライアントの情報を漏洩してしまった場合、クライアントに被害を与えてしまうだけでなく、最悪の場合損害賠償を請求されてしまうでしょう。
参画しているフリーランス案件・求人の規模が大きいほど、取り扱う情報の価値も高まってくるので、万全なセキュリティ対策が求められます。
東京商工リサーチが行った「上場企業の個人情報漏えい・紛失事故」調査(2020年)では、2020年に上場企業とその子会社で、個人情報の漏えい・紛失事故を公表したのは88社、事故件数は103件、漏えいした個人情報は2,515万47人分に達しているとのことです。
また、2020年の情報漏えい・紛失事故103件のうち、理由として最も多かったのは「ウイルス感染・不正アクセス」の51件(構成比49.5%)で、約5割を占めているとことです。
そのため、リモートワーク(在宅勤務)を行う際は「やり取りするデータを暗号化する」「暗号化されたWi-Fiを利用する」「セキュリティ対策ソフトを導入する」などのセキュリティ対策を行い細心の注意を払いましょう。
リモートワーク(在宅勤務)案件・求人豊富なフリーランスエージェント5選
この章ではリモートワーク(在宅勤務)案件・求人豊富なフリーランスエージェントを5つ紹介します。
フリーランスとしてリモートワーク(在宅勤務)案件・求人の参画を検討している方は気になるフリーランスエージェントがありましたら、詳細を調べてみることをおすすめします。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、レバテック株式会社が運営しているITフリーランスエンジニア向け専門のフリーランスエージェントです。
フリーランスエージェントとして約15年以上の豊富な実績があり、その登録者数や認知度は業界一を誇ります。
また常に1万件以上のフリーランス案件を保有しており、その案件数は業界トップクラスです。
リモートワーク(在宅勤務)案件・求人や非公開案件・求人も豊富かつ、他社ではレバテックフリーランス並べ派の高単価なフリーランス案件・求人も豊富に取り扱っています。
その他、IT/フリーランス業界の知識豊富な専任コンサルタントがいたり、フリーランスエンジニアのための福利厚生がしっかりしていることも魅力です。
レバテックフリーランスの詳細を登録したい方はこちら
皆さんはレバテックフリーランスをご存知ですか。 レバテックフリーランスとはフリーランスエンジニア専門の案件・求人紹介するフリーランスエージェントです。 レバテックフリーランスはエンジニア系の高単価な案件・求人[…]
ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは、株式会社Hajimari(旧:株式会社ITプロパートナーズ)が運営しているフリーランスエージェントです。
設立が2015年とフリーランスエージェントの中でも比較的新しい企業です。
フリーランスエンジニアが活用するメリットは、週2日や週3日などの時短案件・求人やリモートワーク(在宅勤務)など副業・フリーランス案件・求人が豊富かつ高単価での参画が可能であることです。
案件・求人の中にはトレンド技術を活用できるものも多く取り扱っています。
加えて充実した福利厚生、専任コンサルタントによるしっかりしたサポートがあることなどです。
ITプロパートナーズの詳細を登録したい方はこちら
フリーランスエンジニアの皆さんはフリーランス/副業案件・求人を獲得する際、どのように行動していますか? 一番多く挙がるのは、フリーランスエージェントの活用ではないでしょうか? フリーランスエンジニアにとって営業工数をかけず、継続的かつ安[…]
TechStock(テックストック)
TechStock(テックストック)とは2005年に設立されたINTLOOP株式会社が運営しているIT/Web特化型の大手フリーランスエージェントです。
TechStock(テックストック)の特徴として、リモートワーク(在宅勤務)案件・求人が豊富であることや保有案件・求人の93%がプライムベンダー案件・求人のため高単価で参画できるなどが挙げられます。
加えてTechStock(テックストック)はfukurint(フクリント)というフリーランスのための福利厚生プログラムが受けられることも魅力の1つです。
TechStock(テックストック)の詳細を登録したい方はこちら
フリーランスエンジニアの皆さんはフリーランス案件・求人を獲得する際、どのように行動していますか? 一番多く挙がるのは、フリーランスエージェントの活用ではないでしょうか? フリーランスエンジニアにとって営業工数をかけず、継続的かつ[…]
シューマツワーカー
シューマツワーカーとは、2016年に設立された株式会社シューマツワーカーが運営しているエンジニア・デザイナー向けの案件・求人紹介サービスです。
シューマツワーカーの特徴として、99%の取扱案件・求人はフルリモートを含むリモートワーク(在宅勤務)であることや取り扱っている案件・求人は高報酬が豊富であることが挙げられます。
フリーランスや副業エンジニアやデザイナーを中心に活躍していきたい方は登録しておくべき案件・求人紹介サービスの1つです。
その他シューマツワーカーは、フリーランス・副業エンジニアやデザイナー向けの手厚いサポートを受けられます。
シューマツワーカーの詳細を登録したい方はこちら
シューマツワーカーで副業をやるべきか、迷っている方は多いと思います。 現在副業ワーカー向けサービスが多くあり、シューマツワーカーはその1つです。 しかし、ネットで検索してもシューマツワーカーの評判が少なく、どんなサイトなのか、本[…]
クラウドテック
クラウドテックとは、2011年設立の株式会社クラウドワークスが運営している副業・フリーランス向けの案件を紹介しているフリーランスエージェントです。
フリーランスエンジニアが活用するメリットは約33%の公開案件・求人はリモートワーク(在宅勤務)でありかつ、週3日〜4日の稼働でOKといった副業・フリーランス案件・求人が多いこと、高単価のフリーランス案件・求人を保有していることなどが挙げられます。
また充実した福利厚生、専任コンサルタントによるしっかりしたサポートがあることも魅力の1つです。
クラウドテックの詳細を登録したい方はこちら
「クラウドテック」は、フリーランスのITエンジニアと企業をマッチングさせるフリーランスエージェントです。 フリーランス案件・求人を多数確保しているクラウドテックに登録することで、フリーランスとして働く際にさまざまなメリットを得られます[…]
7.まとめ
今回はフリーランスのエンジニアやデザイナーのリモートワーク(在宅勤務)の実情や案件・求人例などをはじめとし、リモートワーク(在宅勤務)のメリットデメリット、リモートワーク(在宅勤務)案件・求人が豊富なフリーランスエージェントについて解説していきました。
フルリモートを含むリモートワーク(在宅勤務)案件・求人に参画するには、実務経験やある程度開発スキル、ビジネススキルが必要不可欠です。
上記リモートワーク(在宅勤務)に必要なスキルを身に着けることさえできれば、あらゆる選択肢が増え、理想的な働き方も実現できるでしょう。
また、今後コロナの影響や働き方改革の推進によりリモートワーク(在宅勤務)案件・求人は増加していく可能性が高いです。
リモートワーク(在宅勤務)に挑戦したい方は挑戦してみましょう。
フリーランスとしての市場価値を把握したり自分の希望条件に合う案件を見つけたり、フリーランスの独立に対して少しでも不安がある方は「フリーランススタート」の活用がおすすめです。
フリーランススタートは、50以上のフリーランスエージェントが保有しているフリーランス案件・求人を横断して閲覧・応募できるだけでなく、各フリーランスエージェントの特徴や評判/口コミを分析することが出来ます。
フリーランススタートでフリーランスエージェントを分析してみる→
【開発スキル別】フリーランスエージェントを活用しているフリーランスエンジニアの年収
開発スキル | 平均年収 | 最高年収 |
Java | 757万円 | 2.400万円 |
PHP | 787万円 | 2.400万円 |
Python | 871万円 | 1.920万円 |
Ruby | 875万円 | 2.400万円 |
JavaScript | 798万円 | 2.160万円 |
Go言語 | 980万円 | 1.800万円 |
Swift | 867万円 | 1.680万円 |
Kotlin | 927万円 | 1.800万円 |
COBOL | 625万円 | 1.800万円 |
Unity | 832万円 | 1.680万円 |
AWS | 927万円 | 2.040万円 |
SAP | 1,310万円 | 2,460万円 |