iOSエンジニアのフリーランス案件・求人の実情 | フリーランスのiOSエンジニアの仕事、単価相場、将来性などを解説!

コロナの影響によりリモートワークやテレワークが推奨されている中、フリーランスは人気の高い職業です。

実際にフリーランスへの転職や独立を考えた際に「iOSエンジニアはフリーランスで活躍できるのか」「フリーランスのiOSエンジニアとして案件を継続的に受注できるのか」「未経験からでもフリーランスのiOSエンジニアになれるのか」など疑問を持つ方も多いかと思います。

 

今回、本記事は人気職種であるiOSエンジニアに焦点を当て、フリーランスのiOSエンジニアの実情を詳しく解説します。

 

具体的にはiOSエンジニアの種類、iOSエンジニアの仕事内容、フリーランスのiOSエンジニアの単価相場、iOSエンジニアのリモートワーク案件・求人事情、iOSエンジニアの週2日・週3日フリーランス案件・求人事情、フリーランスのiOSエンジニアの必要スキル、未経験でのフリーランスのiOSエンジニア事情、フリーランスのiOSエンジニアの資格、iOSエンジニアのフリーランス案件・求人獲得方法、iOSエンジニアのフリーランス案件・求人の将来性について解説します。

 

特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。

フリーランスのiOSエンジニアとして活躍をしている方
フリーランスのiOSエンジニアを今後検討している方
iOSエンジニアやIT業界に興味/関心がある方
フリーランスのiOSエンジニアの案件・求人事情を知りたい方
iOSエンジニアのフリーランス案件・求人の単価相場を知りたい方
フリーランスのiOSエンジニアの市場動向や将来性を知りたい方

 

 

iOSエンジニアとは

この章ではiOSエンジニアについて解説しますが、まずiOSについて簡単に見ていきましょう。

iOSとは、Apple社が開発した携帯機器用の基本OSのことです。

iOSアプリ開発は、iOSを搭載したデバイス上で動作するアプリを開発することです。
アプリ開発といえばスマホアプリのイメージがあるかもしれませんが、iPad、iPod touch、Apple TV、MacなどもiOSを搭載しているためこれら製品も含まれます。

 

iOSエンジニアは、SwiftやObjective-Cなどの開発言語を使用して、Apple製品関連のiOSアプリ開発を担当するエンジニアです。
iOSエンジニアは、設計や要件定義からプログラミング、テスト、運用・保守を担当します。

 

新規でiOSアプリを開発する他、既存iOSアプリの改修や機能追加、WebアプリからiOSへの移行も担当します。またApple Store上でのDL数集計など、アプリ市場調査も大切な仕事の1つです。

2014年、SwiftはWWDCにおいて一般に発表されベータ版の提供が開始されています。

 

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iOSエンジニアの仕事内容

この章ではiOSエンジニアの仕事内容を解説します。

 

iOSアプリ開発

iOSエンジニアは、SwiftやObjective-C、Ruby、Pythonなどの開発言語を使用しiOSアプリ開発を行います。

アプリケーションの種類は、2種類あり、モバイルアプリとWebアプリがあります。
iOSエンジニアはゲーム業界、エンタメ、通信など業界で活躍している職種です。

主にiOSエンジニアが活躍できる場は管理アプリ系、ソーシャルゲーム系、受託開発系に分けられます。

iOSエンジニアは設計や要件定義などの上流工程やコーディングやテストなどの下流工程も担当します。

 

また、開発したアプリを作動させるサーバー構築やシステム保守もiOSエンジニアの仕事です。
アクセスエラーや外部からの攻撃などあらゆる問題を予測し、ユーザーが不利益を被らないようにしています。

iOSアプリを開発する規模は小規模から大規模までプロジェクト/案件・求人により様々です。
小規模でのアプリ開発は一人で設計からリリース、運用保守まで一貫して行うこともあるため責任重大です。

 

その他、海外ドキュメントの確認も仕事の1つです。
iOS関連のドキュメントはApple社の公式カンファレンスなどで公開されますので、定期的に情報を掴み、言語機能のバージョンアップなどいち早く情報を取り入れましょう。

 

スマホアプリ市場調査

iOSエンジニアは仕事内容としてスマホアプリ市場調査を行います。

Apple Storeでは毎日新規アプリがリリースされ、それに合わせアプリランキングも同時に変化します。

 

iOSエンジニアとして、競合他社がどのようなiOSアプリを開発しているのか、UI/UXはどうかなど、逐一チェックする必要があるのです。
また、アプリやシステムの分析だけでなく直近のダウンロード数や各種SNS上での口コミを確認することも大切な仕事になります。

 

 

フリーランスのiOSエンジニアの単価相場

この章ではiOSエンジニアのフリーランス案件・求人の単価相場について解説していきます。

iOSエンジニアのフリーランス案件・求人の月額単価相場は次のようになっています。

平均単価 中央値単価 最高単価 最低単価
iOSエンジニア 72.2万円 75万円 140万円 30万円

(参照:iOSエンジニアのフリーランス求人・案件 月額単価相場)

 

iOSエンジニアのフリーランス案件・求人の平均単価は72.2万円です。最低単価30万円〜最高単価140万円まで幅広くあることがわかりました。

iOSエンジニアのフリーランス案件・求人の平均月額単価を年収に換算すると、866万円です。

 

年収を比較をしやすいようにiOSエンジニアの会社員エンジニアを見てみましょう。

会社員におけるiOSエンジニアの平均月収は約45.3万円であり、年収に換算すると約544万円です。
フリーランスのiOSエンジニアの年収の方が会社員のiOSエンジニアの年収と比較して約1.6倍高いことがわかりました。

 

フリーランスのiOSエンジニアの方が収入が高いため、高収入を希望しているiOSエンジニアはフリーランスを選択すると良いでしょう

 

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iOSエンジニアのリモートワーク案件・求人事情

この章ではiOSエンジニアのリモートワーク案件・求人事情について解説していきます。
まず、リモートワーク案件・求人の現状を見てみましょう。

 

「iOSエンジニア リモート」をフリーランススタート(2021年4月時点)上で検索すると285件です。
iOSエンジニアリモートワーク案件・求人の割合を常駐フリーランス案件・求人と比較すると約12.4%です。

 

小規模や大規模のゲーム、エンタメ、Webサービス、銀行/証券/保険、ECなど様々な業界のリモートワーク案件・求人があります。

Fintech系アプリ開発、建設業関連アプリ開発、マッチングアプリ開発、ハードウェア連携アプリ開発などのリモートワーク案件・求人があります。
SwiftなどのiOS関連のスキルや知識、FirebaseやXcode、Xamarin(Windowsの場合)などのiOS開発で必要な周辺スキルや知識、KotlinやJavaなどAndroid開発のスキルや知識を要求しているリモートワーク案件・求人が多く存在します。

 

リモートワークを希望しているフリーランスのiOSエンジニアは自分で調べてみることをおすすめします。

 

今後、iOSエンジニアのリモートワーク案件・求人は増加していくでしょう

 

その理由として現在世界中で蔓延しているコロナ自体の影響や、IT技術の発展によるセキュリティ面の改善、最先端技術を使用した新たなサービス立ち上げが増える可能性があることなど挙げられます。

しかし、企業によってはセキュリティ面の問題や、リモート環境を整える仕組みが出来ていない、リモートワークによってコミュニケーション齟齬が生じるなどの理由で常駐メインでアサインしているところも多いです。

 

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iOSエンジニアの週2日・週3日フリーランス案件・求人事情

この章ではiOSエンジニアの週2日・週3日フリーランス案件・求人事情について解説していきます。
まず、週2日・週3日フリーランス案件・求人の現状を見てみましょう。

 

「iOSエンジニア 週2日・週3日」をフリーランススタート(2021年4月時点)上で検索すると59件です。
iOSエンジニア週2日・週3日フリーランス案件・求人の割合を常駐フリーランス案件・求人と比較すると約2.6%です。

 

iOSエンジニアの週2日・週3日フリーランス案件・求人はWebサービス、ゲーム、エンタメ、広告、ECなど様々な業界があります。

具体的には業務系アプリ開発、ヘルスケア系アプリ開発、旅行関連アプリ開発、ドローン関連アプリ開発などがあります。

 

リモートワーク案件・求人と同様、週2日・週3日フリーランス案件・求人もSwiftなどのiOS関連のスキルや知識、FirebaseやXcode、Xamarin(Windowsの場合)などのiOS開発で必要な周辺スキルや知識、KotlinやJavaなどAndroid開発のスキルや知識があると良いでしょう。

 

また週2日や週3日でも月額80万円など高単価なフリーランス案件・求人もあります。
フリーランスのiOSエンジニアとして、週2日・週3日フリーランス案件・求人に参画することにより様々な業界の開発に携わることができ、豊富な経験を積むことができます。

iOSエンジニアの週2日・週3日フリーランス案件・求人を希望しているあるいは、様々な業界の開発経験を積みたいフリーランスのiOSエンジニアにおすすめです。

 

今後、iOSエンジニアの週2日・週3日フリーランス案件・求人は増加していく可能性があります

 

その理由として、2018年に副業を解禁し年々推進する企業が増加していること、最先端技術を使用した新たなサービスの立ち上げが増える可能性があること、IT人材不足により週2日・週3日でも優秀なエンジニアを確保したいため、IT技術の発展によりセキュリティ面改善の可能性があること、雇用形態が従来のメンバーシップ型からジョブ型へ変化していることなど挙げられます。

 

 

 

フリーランスのiOSエンジニアの必要スキル

この章ではフリーランスのiOSエンジニアの必要スキルについて解説していきます。

フリーランスのiOSエンジニアとしてフリーランス案件・求人を獲得したい方は自分のスキルと照らし合わせてみてみましょう。

 

iOSアプリ開発周辺のスキルや知識

フリーランスのiOSエンジニアに必要なスキルはiOSアプリ開発周辺のスキルや知識です

iOSアプリ開発に使われる言語はSwiftとObjective-Cです。

SwiftまたはObjective-Cの開発言語スキルや知識を身に付けましょう。

 

またiOSエンジニアとして、KotlinやJavaなどのAndroid関連のスキルや知識、Ruby、Pythonなどサーバーサイド開発言語、FirebaseやXcode、Xamarin(Windowsの場合)などのiOS開発で必要な周辺スキルや知識を身に付けておくと企業側からの評価は高まり、高単価での参画が可能でしょう。

 

設計スキル

フリーランスのiOSエンジニアに必要なスキルは設計スキルです
いくつかの設計パターンの知識を備えておくことで一定の設計スキルの証明になり得ます。

設計パターンを使うことにより、ロジックの複雑化、属人化やソースコードの肥大化などを防げるため、開発、運用保守する際に役立ちます。
iOSエンジニア向けの設計パターンはMVP、MVVM、VIPER、Fluxなどがあります。

 

問題解決スキルや論理的思考力

フリーランスのiOSエンジニアに必要なスキルは問題解決スキルや論理的思考力です

iOSエンジニアとして、開発をする際、設計や要件定義の段階から担当することがあります。
開発するシステムやアプリは、論理的な構造であるため、ロジックをしっかり立てて開発を進めないとシステムやアプリは設計出来ません。

 

また効率良く開発をするため優先すべき機能など整理することができ生産性を向上させることも論理的思考力により可能です。
iOSエンジニアとして、不具合などの問題が発生した際に、最優先すべき問題を見つけ出し、解決できるスキルも必要です。

つまり、論理的思考力や問題解決スキルを持っていることにより、システムやアプリ開発効率が向上したり問題発生時、素早く対処できるため企業側に重宝されるiOSエンジニアになれるでしょう。

 

上流工程やマネジメントスキル

フリーランスのiOSエンジニアに必要なスキルは上流工程やマネジメント経験です
iOSエンジニアのフリーランス案件・求人は小規模開発から大規模開発まで幅広いです。

フリーランスのiOSエンジニアとして、開発を滞りなくに実行するためのマネジメント経験や、要件定義、設計スキル、レビュー、負荷試験などの経験がある方を採用する傾向があります。
フリーランスのiOSエンジニアとして、様々な経験をしているほど、高単価フリーランス求人・案件に参画しやすくなります。

 

 

フリーランスのiOSエンジニアは未経験でもなれる?

この章ではフリーランスのiOSエンジニアは未経験でもなれるのかどうかについて解説していきます。

未経験でも以下2種類に分けらます。

iOSエンジニアは未経験だが、Webエンジニアなど他エンジニア職種の経験がある
IT業界は未経験でかつフリーランスのiOSエンジニアに挑戦する

 

まず、iOSエンジニアは未経験だがWebエンジニアなど他エンジニア職種の経験がある場合、フリーランスのiOSエンジニアとしてiOSエンジニアのフリーランス案件・求人に参画することは可能でしょう。

iOS開発はJavaでも開発可能であるため、iOSエンジニア未経験でも参画出来るフリーランス案件・求人はあります。

 

次にIT業界は未経験でかつフリーランスのiOSエンジニアに挑戦する場合、非常に厳しいでしょう。

その理由として、フリーランス求人・案件の場合は、即戦力のiOSエンジニアまたは、ある程度のiOS開発経験やモバイルアプリ開発、システム開発スキルなど経験を持っている方のアサインを希望しています。

 

IT業界未経験からフリーランスのiOSエンジニアへの独立を検討している方は、以下の行動をまず考えてみましょう。

iOSエンジニアとして開発に携わるためプログラミングスクール/オンライン学習サービスでiOS開発言語を習得する
正社員や契約社員として2~3年ほどiOSエンジニアの経験を積む

 

プログラミングスクールへ通う方は、「iOS プログラミングスクール おすすめ」や「iOS オンライン学習サービス おすすめ」などを検索すると良いでしょう。

なお、IT業界未経験かつiOSエンジニアとして、正社員や契約社員を検討している方は、正社員や契約社員のエンジニア案件を探すことが出来る大手求人サイトや転職サイト、IT業界に特化した就職エージェントを活用しましょう。

 

 

フリーランスのiOSエンジニアは資格ある方が良い?

フリーランスのiOSエンジニアに資格はある方が良いですが、必須ではありません。

特にフリーランス未経験者やiOSエンジニアの実務経験が浅い人にとって、資格取得のために身につけたノウハウやスキルは非常に役立ちます。
また、資格そのものがシステム開発の知識証明になるので、フリーランス案件・求人が受注しやすくなるでしょう。

 

【iOSエンジニアのフリーランス案件・求人を獲得しやすくなるおすすめの資格】

App Development with Swift
システムアーキテクト試験

 

iOSやエンジニア関連の資格を取得することで、開発スキルを証明することは可能です。

しかし、フリーランスのiOSエンジニアとして重要視すべきことは、iOSエンジニアの実務経験やアプリ開発周辺で必要なスキルを保有していることです。
そのためiOSエンジニアの資格は時間的に余裕がある方におすすめします。

 

フリーランスのiOSエンジニアとして実務未経験の場合、まず実務経験を積むことに注力しましょう

 

 

iOSエンジニアのフリーランス案件・求人獲得方法

この章ではiOSエンジニアのフリーランス案件・求人獲得方法について解説します。

フリーランスのiOSエンジニアとして効率良くフリーランス案件・求人を獲得できるように参考にしてください。

フリーランスエージェントの活用
SNSで捜索
知人からの案件・求人紹介
クラウドソーシングサービスの活用

 

フリーランスエージェントの活用

フリーランスのiOSエンジニアは、フリーランスエージェントを活用することによりフリーランス案件・求人を効率良く獲得できます

 

フリーランスエージェントはフリーランスのiOSエンジニアが希望するフリーランス案件・求人の紹介以外にも、契約や税金関連のサポート、福利厚生など手厚いサポートが魅力的です。
フリーランスのiOSエンジニアとして、経験が浅い方から経験豊富な方までフリーランスエージェントを活用してみることをおすすめします。

 

SNSで捜索

フリーランスのiOSエンジニアは、SNSを活用しフリーランス案件・求人獲得できます

 

近年では、FacebookやTwitterなど、SNSを活用し企業が直接案件・求人を出しています。
SNSで獲得した案件・求人は仲介業者を挟まない直接契約であるため高い報酬が望めたり、柔軟なスケジュール交渉を行えるなどの特長もあります。

しかし、自分で契約やマネジメントを行う必要がありフリーランス経験の浅いフリーランスのiOSエンジニアにはおすすめできません。

 

知人からのフリーランス案件・求人紹介

フリーランスのiOSエンジニアは、知人経由でフリーランス案件・求人を獲得出来ます

 

元々エンジニアとして働いていた方の場合、前職の上司や同僚、同僚の知人などIT業界にコネがあることも多いため、そこからフリーランス案件・求人に繋がりやすいです。

知人からの紹介のため仲介料が発生することは少なく、比較的高単価でのフリーランス案件・求人が受注できるでしょう。

しかし、エンジニアの知人が少ない場合や前職は別業種でIT業界のコネクションがない場合、紹介してもうことが難しいためIT業界未経験者の方にはおすすめできません。

 

クラウドソーシングサービスの活用

フリーランスのiOSエンジニアは、クラウドソーシングサービスを活用することにより案件・求人獲得できます

 

最近ではクラウドワークスやランサーズ、ココナラなどクラウドソーシングサイトも多く存在しており、利用者も増加傾向にあります。

クラウドソーシングサイトのメリットとしては手軽に案件・求人が探せることや契約周りなどの手続きが不要であることが挙げられます。
しかし、フリーランス案件・求人数はフリーランスエージェントよりも少なく、単価の低い案件・求人も多数あります。また報酬の中から仲介手数料が引かれるため、受け取れる報酬額は低いものが多いでしょう。

 

iOSエンジニア経験が浅い方やiOSエンジニアの実績を作りたい方におすすめです。

 

 

 

フリーランスのiOSエンジニアの将来はどうなの?

この章ではフリーランスのiOSエンジニアの将来性について解説します。

フリーランスのiOSエンジニアとして続けていくべきなのか、フリーランスのiOSエンジニアを続けて問題ないのか、フリーランスのiOSエンジニアの将来性を見極めていきましょう。

 

iOSエンジニアのニーズは今後も需要拡大する可能性が高いでしょう

 

その理由を市場から見ていきましょう。

まず、iOSのOSシェア率を見ていきましょう。

statcounterGlobalStatsによると、2021年4月時点の日本のOSシェア率はiOSが65.81%、Androidが34%です。iOSとiOSのシェア率は5年以上前とあまり変化がないことから、今後もこのシェア率が維持されていく可能性は高いでしょう。

 

次に、国内に注目してスマホの出荷台数を見ていきましょう。

2021年2月10日にMM総研より発表された「2020年(暦年)国内携帯電話端末の出荷台数調査」によると、スマートフォンの出荷台数が3007.5万台(前年比1.3%増)で2年ぶりに3000万台を超えています。
またスマートフォン出荷台数に占めるシェアを見ると、1位はAppleの1398.4万台(シェア46.5%)、2位はシャープの361.5万台(12.0%)となっており、iOSを開発しているAppleが圧倒的です。

上記結果を考慮すると今後IT分野と社会の繋がりが、より深くなっていく可能性は高くかつ、日本はiOS(iPhone)のシェア率が高いため、iOS開発の需要も増加していく可能性が高いでしょう

 

昨今多くの企業でアプリ開発が行われていたり、今後本格的に導入する5Gを皮切りに、IoTやAI(人工知能)、ブロックチェーン、xR分野を利用した新しいiOSアプリも出てくるでしょう。

 

最後に、モバイルゲームやアプリと関連のあるxR分野の将来を分析していきましょう。

2021年3月9日にREPORTOCEANが発行したレポートによると、xRの世界的な需要は45.0%の2020〜2026の年平均成長率(CAGR)を示し、2026年には3463.9億ドルに達するとのことです。
世界のxR生産は2019年に254億ドルと評価され、2020~2026年に毎年46.5%増加すると予想されます。

 

xR分野からみてもモバイルアプリ開発を必要とする可能性が高く、iOSを含むモバイルアプリエンジニアは需要が今後も続いていくでしょう。

 

 

まとめ

今回は、iOSエンジニアに焦点を当て、フリーランスのiOSエンジニアの案件・求人事情、単価相場、必要スキル、未経験からフリーランスへの独立方法、将来性など様々な観点から詳しく解説しました。

 

フリーランスのiOSエンジニアは小規模や大規模のゲーム、EC、Webサービス、広告、医療・福祉、通信、銀行/保険//証券、メーカーなど様々な業界で活躍出来ます。
その結果フリーランスのiOSエンジニアの需要は現状安定しており、今後拡大していくでしょう。

 

フリーランスのiOSエンジニアとして企業に重宝される秘訣はiOSエンジニアに必要な
iOSアプリ開発周辺のスキルや知識、設計スキル、問題解決スキルや論理的思考力、上流工程やマネジメントスキルを身に付けることです。

時代と共に新しく開発されるITスキルやITサービスなど日々変化しているIT業界で活躍していくため、常に情報のアップデートや取捨選択を行っていきましょう

 

本記事が多くのフリーランスのiOSエンジニアやiOSエンジニアに興味のある方にとって、お役に立てましたら幸いです。

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