Kotlinフリーランス案件・求人の仕事内容、単価相場、必要スキル、将来性など、Kotlinフリーランス案件・求人の様々な事情について気になっていませんか?
Kotlinは世界的な大手企業であるNetflix、Evernote、Yahoo、LINE、サイバーエージェントなどでも導入されており、Kotlinフリーランスエンジニアの需要は高くなっています。
日本ではスマートフォンの普及率が80%を超えており、GoogleからAndroidの正式な開発言語に認定されたKotlinのフリーランス案件・求人は増加していくことが予測できます。
今回の記事では、Kotlinの概要やフリーランス案件・求人の事情、単価相場、Kotlinフリーランスエンジニアに必要なスキル、将来性について詳しく解説しています。
記事の後半では、Kotlinフリーランス案件・求人の獲得方法も紹介していますので参考にしてください。
Kotlinとは
Kotlin(コトリン)は、チェコ共和国のプラハに本社を構えるJetBrains社が2011年にリリースしたJVM(Java仮想マシン)で動作する静的型付けオブジェクト指向プログラミング言語です。
Kotlinは、Javaとスムーズな相互運用を可能とし、Javaよりシンプルに洗練された記述と、高い開発効率や安全性などからAndroidの正式な開発言語として採用されています。
Javaのソースコードを、Kotlinのソースコードへ置き換えることが簡単に行えるので、Javaで構築したプログラムを無駄にせずKotlinを導入することが可能です。
Androidアプリ開発においては、GoogleによってJavaが推奨言語とされていましたが、2019年5月にKotlinも推奨言語として正式に発表され、Androidデベロッパー必須のスキルともいわれているプログラミング言語です。
Kotlinは、Androidアプリ開発で頻繁に使われますが、Webアプリケーションのサーバーサイド開発などでもニーズがあり、ベンチャーやスタートアップ企業の開発案件でも使われます。
以下にKotlinの特徴やメリット・デメリットを表にしてまとめたので参考にしてください。
Kotlinメリット | Kotlinデメリット |
---|---|
・Javaとの相互運用が可能 ・Androidの正式な開発言語 ・動作がスピーディー ・Javaからの移行がスムーズ ・コードをシンプルに記述できる ・安全性が高い |
・日本語のドキュメントが少ない ・まだ日本ではそれほど浸透していない |
Kotlinはまだ新しいプログラミング言語ということもあり、Javaと比較しても日本語の情報が少ないです。
しかし、GoogleはAndroid開発者のためにKotlinのオンライン学習コースや参考資料などを日本語で提供しています。
KotlinフリーランスエンジニアはAndroid Studioと併用していくとよいでしょう。
なお、Kotlinの由来は言語の開発地サンクトペテルブルクから近い、バルト海にあるコトリン島にちなんで「Kotlin(コトリン)」という名前がつけられました。
Kotlinはフィンランド語で「やかん」を意味しており、言語のロゴマークもやかんの形にデザインされています。
Kotlinフリーランス案件・求人の種類
Kotlinフリーランス案件・求人の種類や業務内容、求められるスキルなどについて解説します。
モバイルアプリ開発フリーランス案件・求人
Kotlinモバイルアプリ開発のフリーランス案件・求人には、モバイルECアプリ開発、IoTアプリ開発、医療系モバイルアプリ開発など幅広い分野の案件・求人が掲載されています。
モバイルアプリ開発では、Kotlinを利用したモバイルアプリ開発経験2~3年程度、UI / UXの知識、アジャイル開発経験、AWS環境での開発経験といった様々なスキルが求められます。
モバイルアプリ開発の分野は日進月歩で技術が進んでおり、プロジェクトの進行途中で仕様の変更や機能追加されることも想定されます。
アジャイル開発経験は、計画段階から細かな仕様を決定せず、柔軟でスピーディーな対応ができる為、重要スキルの1つといえるでしょう。
また、フリーランス案件・求人によってはチームの半数が日本人以外の為、コミュニケーションや書類は英語になる場合もあります。
モバイルアプリ開発のフリーランス案件・求人を探す際は、語学力が必要なのかチェックしておくことをおすすめします。
ゲーム開発フリーランス案件・求人
Kotlinゲーム開発のフリーランス案件・求人は、フリーランススタートで検索すると37件です。
全てのフリーランス案件・求人がゲーム開発に特化した内容というわけではないです。(2021年3月時点)
ゲーム開発フリーランス案件・求人では、Kotlinでの開発経験のほかサーバーインフラやミドルウェアの知見、ブリッジSEとしてのコミュニケーション能力や語学力が要求されるでしょう。
20代~30代の若い世代が活躍しているゲーム開発フリーランス案件・求人も掲載されています。
ゲーム分野で強い創作意欲がある方は、興味のあるプロジェクトに参画してみてもいいでしょう。
Webアプリ開発フリーランス案件・求人
KotlinのWebアプリ開発フリーランス案件・求人では、KotlinやJVM系言語でのWebアプリ開発経験、AWS上での開発経験、アジャイル開発経験などの実務経験が必要です。
Webアプリ開発は、プロジェクトの進行途中で仕様の変更などが発生しやすいため、アジャイル開発に慣れている人材が求められます。
また、Webアプリ開発に関わる経験年数については3年以上と記載されているフリーランス案件・求人が多く、幅広い実務経験やスキルが必要です。
なお、Webアプリ開発おいてはサーバーサイドに強いと、Kotlinフリーランスエンジニアとして重宝されます。
サーバーを構築する技術であるLinux、Apache、MySQL、PHP(Perl,Python)といったLAMP環境に対する知見も深めておくといいでしょう。
Kotlinフリーランス案件・求人の単価相場
Kotlinのフリーランス案件・求人の平均月額単価は、以下の通りです。
平均単価 | 中央値単価 | 最高単価 | 最低単価 | |
---|---|---|---|---|
Kotlin | 77.3万円 | 80万円 | 150万円 | 30万円 |
(参照:Kotlinのフリーランス求人・案件 月額単価相場)
平均単価は77.3万円、中央値単価は80万円、最高単価は150万円、最低単価は30万円です。
以下に、Kotlinフリーランス案件・求人の実務経験年数に応じた月額単価相場を記載しましたので参考にしてください。
Kotlin実務経験年数 | Kotlin単価/年収 |
---|---|
Kotlin経験1年未満 | 40万円前後 (年収480万円) |
Kotlin経験1年~2年 | 48万円前後 (年収576万円) |
Kotlin経験2年~3年 | 68万円前後 (年収816万円) |
Kotlin経験3年~5年 | 80万円前後 (年収960万円) |
Kotlin経験5年以上 | 96万円前後 (年収1152万円) |
(参照:フリーランススタート Kotlinフリーランス求人・案件 月額単価相場)
Kotlinの実務経験3年~5年以上のフリーランスは推定年収1,000万円前後です。
経済産業省の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によると、企業で働く中堅人材レベルのエンジニアやプログラマーの平均年収は592.2万円となっています。
Kotlinエンジニアの場合、プログラミング言語が開発されてからまだ歴史も浅く、Kotlinの実務経験者はエンジニア市場でも希少価値が高いです。
企業でモバイルアプリ・Webアプリ開発やアジャイル開発などの実務経験を積んだら、フリーランスへ転向することを検討した方が年収を上げやすいでしょう。
Kotlinのリモートワーク案件・求人事情
Kotlinのリモートワーク案件・求人をフリーランススタートで調べると158件です。(2021年3月時点)
案件・求人の種類も、Androidアプリ開発、Webアプリ開発、IoT関連アプリ開発など様々な分野のリモートワーク案件・求人が掲載されています。
リモートワークは個々の環境で開発業務を進めるため、働き方のメリット・デメリットをしっかり把握していないと仕事に支障を出してしまうこともあります。
エンジニアに特化した転職サイト「Forkwell」がITエンジニアを対象にリモートワークのアンケートを行った結果では、大多数の回答者がコミュニケーションに課題を感じていることが分かりました。
具体的には「エンジニア同士の認識のズレ」「相手の感情がわかりづらい」「レスが遅いメンバーがいる」などコミュニケーションをスムーズに行えないとの意見があります。
リモートワーク案件・求人に参画するKotlinフリーランスエンジニアは覚えておきましょう。
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Kotlinの週2日・週3日フリーランス案件・求人事情
フリーランススタートでは、週2日のKotlinフリーランス案件・求人は50件あります。
Kotlinの週2日・週3日フリーランス案件・求人はSaaS開発、BtoCモバイルアプリ開発などがあります。
週2日や週3日でも月額90万円や100万円など高単価なフリーランス案件・求人もあります。
Kotlinフリーランスエンジニアとして、週2日・週3日フリーランス案件・求人に参画することにより様々なプロダクトやサービス開発に携わることができ、豊富な実績が作れます。
Kotlinの週2日・週3日フリーランス案件・求人はKotlinの実務経験が2年以上ある方や、上流工程を経験している方、プロジェクトリーダー経験がある方など、他案件・求人と比較して要求されるレベルがやや高いです。
Kotlinの週2日・週3日フリーランス案件・求人の参画を希望しているは、ある程度経験を積むことをおすすめします。
Kotlinフリーランスエンジニアの必要スキル
Kotlinフリーランスエンジニアに必要なスキルについて解説していますので、Kotlinフリーランスエンジニアとして市場価値を高めるための参考にしてください。
KotlinやAndroid開発経験や知識
Kotlinフリーランスエンジニアとして活躍するには、Kotlin/Android開発経験や知識が必須です。
フリーランス案件・求人では、即戦力となる人材が必要とされているため、Kotlin/Android開発の経験年数は1年~3年以上が目安となっています。
またKotlinやAndroid以外にも、Java、Swift、Scalaでのアプリ開発経験、アジャイル開発経験、GitHubの使用経験なども必要スキルとして認識しておいた方がいいでしょう。
Kotlinのフリーランス案件・求人の中には、サーバー移行も業務内容として記載されていることがあります。
WebアプリやAndroidアプリのバックエンドとして作り込むため、サーバーサイドのスキルも企業からのニーズは高いです。
サーバーサイドの技術に詳しいと高単価のKotlinフリーランス案件・求人も獲得しやすくなります。
余裕があれば「PHP、Ruby、Python、JavaScript」といったプログラミング言語でも開発経験を積んでおき、Kotlinフリーランスエンジニアとして市場価値が高めておきましょう。
モバイルアプリやゲーム開発経験や知識
Kotlinフリーランスエンジニアには、モバイルアプリやゲーム開発経験も必要です。
モバイルアプリ開発フリーランス案件・求人においては、アジャイル開発経験をはじめ、最新のモバイルに関する開発知識、Gitの利用経験、AWS環境での開発経験などのスキルが必要とされます。
ゲーム開発フリーランス案件・求人では、JavaやKotlinでの開発経験3年以上、サーバサイド開発経験、エンジニアリーダー経験、大規模サービスの開発経験、英語力といったスキルが必要とされますのでチェックしておきましょう。
なお、KotlinはWebアプリ開発フリーランス案件・求人もあり、KotlinやJVM系言語での開発経験、AWS上での開発経験、Gitを使用した開発経験、Rubyサーバーサイド開発経験など豊富なWebアプリ開発経験を要求されます。
その他KotlinのWebアプリ開発では「LAMP環境」に対する理解も深めておくことをおすすめします。
LAMP環境の知見があれば、Webアプリの構造をフロントサイドやバックサイドなど複数の視点から分析できるスキルが身につくため、Kotlinのフリーランスエンジニアとしても重宝されるでしょう。
上流工程やマネジメント経験
上流工程やマネジメントは、企画の品質、開発の方向性など組織の成果を上げるための重要な役割があります。
上流工程は、複数の要件に分かれており「要件定義」「機能定義」「構成管理」「計画立案」といった工程になります。
要件定義ではクライアントの要望をヒアリングし、機能定義や構成管理では具体的な機能を決めてシステム構成・構造の管理を行い、計画立案でスケジュールの全工程を計画します。
マネジメントには組織の目的達成やチームの統率、利益による社会貢献といった役割があります。
マネジメントに要求されるスキルは、レビューやテストを行う品質管理スキル、開発やインフラ、Webなどの幅広い知見を必要とするテクニカルスキル、プロジェクトをスムーズに進行させるためのコミュニケーションスキルです。
Kotlinフリーランスエンジニアは、上流工程やマネジメント経験を積んでおくと高単価のフリーランス案件・求人を獲得しやすくなるでしょう。
Kotlinフリーランスエンジニアは未経験でもなれる?
Kotlinの知識や開発経験がないフリーランスエンジニアはJava、Swift、PHP、Ruby、Python、JavaScriptといった他プログラミング言語での開発経験をアピールすることで、Kotlinのフリーランス案件・求人を獲得できる可能性はあります。
KotlinはJavaとの互換性が高いため、Javaの知見があるフリーランスエンジニアは比較的Kotlinも習得しやすいでしょう。
エンジニア未経験の場合、実務経験が重視されるKotlinのフリーランス案件・求人を獲得することは難しいでしょう。
Kotlinフリーランスエンジニアを未経験から目指す場合は、プログラミング学習サイトやプログラミングスクール、専門書籍で学ぶことをおすすめします。
特にプログラミング学習サイトはおすすめで「ドットインストール」では、KotlinやAndroid開発のレッスン動画が公開されています。
まずはドットインストールやプロゲートなどプログラミング学習サイトでプログラミングの基礎から学習してみてもいいでしょう。
Kotlinフリーランスエンジニアは資格ある方が良い?
Kotlinフリーランスエンジニアは資格があるとスキルの証明や信頼に繋がります。
そのため、Kotlinフリーランスエンジニアとして資格はあった方がいいでしょう。
以下にKotlinフリーランスエンジニアにおすすめの資格を2つご紹介します。
Javaプログラミング能力認定試験
JavaはAndroidアプリやWebアプリケーション開発ができ、Kotlinとの相互運用が出来るプログラミング言語です。
そのためKotlinフリーランスエンジニアとして取得しておきたい資格です。
Javaの基本知識やオブジェクト指向についての概念、プログラム作成能力を認定する試験が行われます。
Javaプログラミング能力認定試験はレベルが1級~3級まで分かれており、特に1級合格者は高度な知識を獲得出来ます。
Android技術者認定試験
Android技術者認定試験は、Androidを搭載するスマホやタブレットなどのアプリケーション開発を行う技術者のスキル認定資格です。
試験は「ベーシック」と「プロフェッショナル」に分かれています。
Androidアプリの開発に携わるKotlinフリーランスエンジニアは、資格を取得しておくと自身のスキルを証明できます。
Android関連資格を取得することで、KotlinやAndroidスキルの証明することは可能です。
しかし、Kotlinフリーランスエンジニアとして重要視すべきことは、KotlinやAndroidの実務経験やKotlinやAndroid周辺で必要な開発スキルを保有していることです。
そのためAndroidの資格は時間的に余裕がある方に特におすすめします。
Kotlinフリーランスエンジニアとして実務未経験の場合、まず実務経験が積めるよう積極的に行動してみましょう。
Kotlinフリーランス案件・求人獲得方法
Kotlinフリーランス案件・求人を獲得する方法を4つ紹介しますので参考にしてください。
フリーランスエージェントの活用
Kotlinのフリーランス案件・求人を獲得するには、フリーランスエージェントを活用する方法があります。
フリーランスエージェントはKotlinフリーランスエンジニアが希望するフリーランス案件・求人の紹介以外にも、契約や税金関連のサポート、福利厚生など手厚いサポートが魅力的です。
フリーランスエージェントでは公開しているKotlinフリーランス案件・求人だけでなく、非公開のKotlinフリーランス案件・求人も保有しています。
非公開のKotlinフリーランス案件・求人は、ネット上では掲載されることがない質の高い場合が多いです。
複数のフリーランスエージェントに登録して、様々なサポートを受けたり、非公開のKotlinフリーランス案件・求人情報をチェックしてみましょう。
SNSで捜索
Twitter、FacebookなどのSNSを利用してKotlinフリーランス案件・求人をリサーチしたり、SNSで直接仕事の依頼を受けることもできます。
現在ではフリーランスエンジニアなどがTwitterなどで有益な情報発信をしながらフォロワーを集め、仕事の依頼を受けることが当たり前になってきました。
企業や個人と直接契約を結ぶことになり、高い報酬が望めたり、柔軟なスケジュール交渉を行えるなどの可能性があります。
その他、仕事の幅を広げるためにSNSに限らず、ブログやYouTubeなども活用してKotlinフリーランス案件・求人獲得にチャンレンジしてみましょう。
知人からのフリーランス案件・求人紹介
友人や知人から直接Kotlinフリーランス案件・求人を獲得する方法もあります。
友人や知人から紹介してもらうKotlinフリーランス案件・求人であれば、信頼性もありますので人脈のある方にはおすすめの方法なります。
人脈があまりないという方は、SNSを運用したりエンジニアが集まるコミュニティやオンラインサロンに入るなどしてKotlinフリーランス案件・求人を探してみましょう。
クラウドソーシングサービスの活用
クラウドワークスやランサーズといった大手のクラウドソーシングサービスを活用してKotlinフリーランス案件・求人を獲得する方法もあります。
しかし、Kotlinに直接関連した案件・求人は少ないです。
クラウドソーシングサービスは、Kotlin開発でも活かせるJavaやモバイルアプリ、Webアプリ開発の実績を積んで市場価値を高めるために利用した方がいいでしょう。
Kotlinフリーランス案件・求人の将来性はどうなの?
Kotlinはモバイルアプリ開発やWebアプリ開発、IoT開発、ゲーム開発など広い分野で活用されているプログラミング言語です。
世界的な大手企業のNetflix、Evernote、Yahoo、LINE、サイバーエージェントなど、多くの企業がKotlinを採用しており、Kotlinフリーランス案件・求人は今後需要が増していく可能性が高いでしょう。
また、Kotlinフリーランスエンジニアへのニーズも高いことが予測できます。
その理由として総務省の「通信利用動向調査」によると、国内のスマートフォンの普及率は世帯割合で80%を超え、個人のスマートフォンの保有状況は67.6%と年々増加傾向となっています。
また、GoogleがAndroidの正式な開発言語としてKotlinを後押ししている影響も考えられます。
Kotlinフリーランスエンジニアとしては自身の市場価値を高めていくことが課題となるでしょう。
Kotlinフリーランスエンジニアとして市場価値を高めるため、Kotlin以外にもJava、PHP、Ruby、Python、JavaScriptなどの開発経験、サーバーサイドの開発経験、LAMP環境(Linux/Apache/MySQL/PHP,Perl,Python)に対する知見、上流工程やマネジメントといった幅広いスキルの習得をおすすめします。
さらに、2020年から5Gも本格的に導入され、大容量通信が必須となる国内のXR(VR/AR/MR)及び360°動画市場は、2025年まで1兆1,952億円の市場規模になると予測されています。
(参考:株式会社矢野経済研究所「XR(VR/AR/MR)360°動画市場に関する調査を実施」)
特にARはスマートフォンさえあればコンテンツを簡単に体験できてしまうため、Kotlinフリーランスエンジニアは、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)の開発スキルも視野に入れておきましょう。
まとめ
Kotlinフリーランス案件・求人の事情や単価相場、必要スキル、将来性などについて解説しました。
Kotlinは、GoogleがAndroidアプリ開発の公式言語にしたことなども影響して、導入企業が増えています。
また、Android開発やWeb開発などで頻繁に使われるようになり、かつJavaとの相互運用が可能です。
加えてKotlinはJavaよりコードの記述が簡潔で安全性も優れ、習得しやすいプログラミング言語といわれています。
上記の理由から、Kotlinフリーランスエンジニアも増加していくことが予測できます。
Kotlinフリーランスエンジニアは、上流工程やマネジメントといった高度なスキルを身につけ、市場価値を高める努力が必要になるでしょう。
未経験でKotlinフリーランスエンジニアになることを検討中の方は、今のうちにプログラミングスクールや、オンライン学習サービス、専門書籍などで学習しておくことをおすすめします。
本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。