フリーランスエンジニアの皆さんはフリーランス案件・求人を獲得する際、どのように行動していますか?
フリーランス案件・求人サイトを活用したり、フリーランスエージェントの活用ではないでしょうか?
フリーランスエンジニアにとって営業工数をかけず、継続的かつ安定してフリーランス案件・求人を獲得するには、フリーランス案件・求人サイトの活用やフリーランスエージェントの活用が最も有効的でしょう。
さて、今回はフリーランス案件・求人サイトのModis Freelanceに焦点を当て解説します。
具体的にはModis Freelanceを運営しているアデコ株式会社や、活用するメリット・デメリット、評判/口コミ、フリーランス案件・求人に参画するまでの流れをご紹介します。
特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・フリーランスエンジニアを今後検討している方
・Modis Freelanceを活用している/今後活用を検討している方
・フリーランスエンジニア向け求人・案件サイトを理解したい方
Modis Freelanceの基本情報
この章では、Modis Freelanceの基本情報について解説していきます。
運営会社 | アデコ株式会社 |
設立 | 1985年7月29日 |
拠点 | 〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-7-1 霞が関東急ビル |
事業内容 | 人材紹介業、人材派遣業 ・フリーランスエージェント「Modis Freelance」 ・転職エージェント「Modis」「Spring」 |
フリーランス職種 | エンジニア、コンサルタント、PM、PdM、ディレクター、デザイナー、ライター、プランナー、マーケター |
対象エリア | 東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、岐阜県、静岡県、愛知県、北海道、宮城県、福島県、岡山県、香川県、福岡県、長崎県、熊本県、宮崎県、沖縄県、ヨーロッパ、東南アジア、東アジア(2021年6月時点)※業務委託に限る |
フリーランス案件・求人数 | 28,324件(2021年6月時点)※業務委託に限る |
リモートワーク案件・求人 | ◯ |
週2・3日案件・求人 | △ |
支払いサイト | 保有案件元による |
中間マージン(仲介手数料) | 保有案件元による |
Modis Freelanceは、1985年設立の人材業界でも老舗かつ大手企業のアデコ株式会社が運営しているフリーランス案件・求人サイトです。
Modis Freelanceを運営しているアデコ株式会社はModis Freelance以外にもエンジニア派遣サービス「Modis」やSpring転職エージェントなど、その他多数の人材紹介業や人材派遣業に取り組んでいる人材やIT分野の拠点のひとつとなる企業です。
Modis Freelanceは、2021年1月にリリースされたサービスです。
Modis Freelanceはスタートアップ企業から大手企業まで幅広くフリーランス案件・求人を取り扱っているだけでなく、フリーランス(業務委託)以外にも正社員、契約社員、派遣社員、紹介予定派遣社員など様々な業務形態の求人を取り扱っています。
フリーランスエージェントやSES企業を経由して案件・求人に応募することやフリーランスエージェントやSES企業などの仲介業者を経由せず、直接エンド企業の案件・求人に応募することも可能です。
Modis Freelanceに登録している人材は1位30代3,445pt、2位は40代3,240pt、3位は50代2,367pt、4位は20代1,691ptとなっています。
Modis Freelanceの基本情報などを解説してきました。
さて、次章よりModis Freelanceを活用するメリットやデメリットについて見ていきましょう。
Modis Freelanceを活用するメリット
この章ではModis Freelanceを活用するメリットを解説していきます。
フリーランスエンジニアとして、活躍する上で最適なフリーランス案件・求人サイトなどフリーランス向けサービスを見つけることはフリーランスエンジニアとして活動の幅をどれだけ拡大できるか関わってくる重要な事柄です。
Modis Freelanceの活用メリットをしっかり理解し、自分に合っているフリーランス向けサービスを探しましょう。
高単価フリーランス案件・求人が豊富
Modis Freelanceを活用するメリットとして、高単価フリーランス案件・求人を豊富であることが挙げられます。
80万円を超えるフリーランス案件・求人は5,000件以上保有しています。
取り扱っているフリーランス案件・求人の中には、200万円を超える案件もあります。
Modis Freelanceを運営している企業が実績と信頼のあるAdecco Groupであるため、高報酬を実現できていると言えるでしょう。
高単価フリーランス案件・求人の参画を希望しているエンジニア、年間で1,000万円以上の報酬の受け取りたいエンジニアは、一度Modis Freelanceの話を聞くことをおすすめします。
複数のエージェントや企業を横断検索可能
Modis Freelanceを活用するメリットとして、複数のエージェントや企業を検索横断可能であることが挙げられます。
フリーランスを含む複数のエージェントごとに保有している案件・求人を閲覧/応募できるので、各エージェントサイトへ訪問する時間が省けるのは魅力でしょう。
また、業務形態やスキルセット、単価、知識、稼働日数などの詳細条件を絞り検索できることも魅力の1つでしょう。
複数のエージェントや企業の案件・求人を横断で閲覧したいエンジニアや各エージェント持っている案件・求人を比較検討したいエンジニアなどはModis Freelanceを登録してみると良いでしょう。
なお、30以上のフリーランスエージェントを横断検索/応募できるサイト「フリーランススタート」も非常に便利です。
大手フリーランスエージェントからニッチな領域に特化しているフリーランスエージェントまで、国内様々なフリーランスエージェントが保有している19万件以上のフリーランス案件・求人を閲覧可能です。
また開発スキル、フリーランス職種、地域、単価、稼働日数など自分が希望している条件に絞り検索できるので、理想のフリーランス案件・求人が素早く見つかります。
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上場企業であるアデコ株式会社が運営している
Modis Freelanceを活用するメリットとして、上場企業であるアデコ株式会社が運営していることが挙げられます。
上場企業であるアデコ株式会社であるので、信頼/安心してModis Freelanceを活用できます。
また、取り扱っている案件もアデコ株式会社だからこそ、取引できる企業も多数あります。
信頼できる運営企業のサービスを活用したいエンジニアや、アデコ株式会社ならではの案件を見てみたいエンジニアなどはModis Freelanceを活用してみましょう。
Modis Freelanceを活用するデメリット
この章ではModis Freelanceを活用するデメリットについて解説していきます。
フリーランスエージェントを最大限活用するために、デメリットについてもしっかり把握しておきましょう。
エンジニア経験者でないと活用しづらい
Modis Freelanceを活用するデメリットとしてエンジニア経験者でないと活用しづらいことが挙げられます。
Modis Freelanceで公開されているフリーランス案件・求人をみる限りだと、エンジニア経験者(最低でもエンジニアとしての実務経験が1~2年以上)でないと、参画が難しいでしょう。
また、フリーランスエンジニアを欲している企業やプロジェクトは基本的に即戦力を要求されることがほとんどです。
そのため、エンジニア未経験やプログラミングスクール受講終了して間もない方は、Modis Freelanceを活用してもフリーランス案件・求人を獲得することは難しいでしょう。
フリーランス案件・求人が首都圏に集中している
Modis Freelanceを活用するデメリットとしてフリーランス案件・求人が首都圏に集中していることが挙げられます。
Modis Freelanceが保有しているフリーランス案件・求人は大阪府や愛知県などの東海・関西エリアもありますが、東京を中心とした首都圏がほとんどです。
そのため、Modis Freelanceは首都圏以外でのフリーランス案件・求人の参画を希望しているフリーランスエンジニアには向いていないフリーランス案件・求人サイトと言えるでしょう。
地方フリーランス案件・求人を探しているフリーランスエンジニアはPE-BANKを見てみると見つかるかもしれません。
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Modis Freelanceの評判/口コミ
この章ではModis Freelanceの評判評判/口コミについて解説していきます。
比較的新しいフリーランス案件・求人サイトであるため、Modis Freelanceに関する評判/口コミは見当たりませんでした。
なお、フリーランスエージェントの活用を検討しているエンジニアは「フリーランススタート」で国内フリーランスエージェントの評判/口コミを分析できます。
Modis Freelanceでフリーランス案件・求人に参画するまでの流れ
この章ではModis Freelanceを活用しフリーランスエージェントのフリーランス案件・求人に参画するまでの流れを解説します。
特にModis Freelanceの活用を検討している方、フリーランス案件・求人サイトを一度も活用したことがない方はしっかり読んでいただくと良いでしょう。
ユーザー登録
まず、Modis Freelanceのサイトを訪問し、ユーザー登録を行いましょう。
Modis Freelanceの登録フォームは、氏名、メールアドレスなどの連絡先情報の項目や稼働開始希望日、希望金額などの項目があります。
フリーランス案件・求人応募
Modis Freelance内で気になるフリーランス案件・求人を見つけたら、応募しましょう。
応募後、応募案件元フリーランスエージェントより面談の連絡が届きますので、日程調整を行い対面もしくはオンラインで面談を行いましょう。
フリーランスエージェントとの面談は自分のキャリアや開発スキル、希望条件など30分~1時間ほどかけて、詳しくヒアリングされます。
フリーランスエージェントは面談中の会話やスキルシート、職務経歴書などの情報をもとに条件にマッチしそうなフリーランス案件・求人を厳選します。
そのため、フリーランスエージェントとの面談の前に共有しておくと良いでしょう。
また、面談の際に自分が譲れないフリーランス案件・求人の条件(軸)を伝えておくこと良いでしょう
クライアントと面談・契約成立
フリーランス案件・求人に応募完了したらクライアントとの面談を行います。
面談日程の調整はModis Freelanceのコンサルタントが行い、面談当日の流れやアドバイスを事前に伝えてくれます。
またクライアントとの面談にはModis Freelance側のコンサルタントも同席するため、自分では伝えきれないアピールポイントや聞きにくい質問もしてくれ非常に心強いです。
お互いの合意を得て契約が成立したら、契約締結します。
自分がクライアントに対してネガティブな印象を受けたり、希望条件に合致しない場合は断ったり、Modis Freelanceのコンサルタントが交渉してくれます。
2018年副業が解禁されたことをはじめとし、終身雇用の崩壊が示唆されていたり、雇用形態の在り方が見直されたり、フリーランスへ独立する方も年々増加しています。 特にIT業界はAIやIoTなど様々な最新技術が日々開発されており、市場拡大に伴い[…]
まとめ
今回はフリーランス案件・求人サイトのModis Freelanceに焦点を当て、Modis Freelanceを運営しているアデコ株式会社や活用するメリット・デメリット、評判/口コミ、フリーランス案件・求人に参画するまでの流れを解説してきました。
Modis Freelanceを活用するメリット・デメリットや評判/口コミをしっかりと把握した上で、自分に最適かどうか考えて見ましょう。
フリーランスエージェント活用の際は1つのフリーランスエージェントに登録するのではなく、複数のフリーランスエージェントへ登録しましょう。
複数のフリーランスエージェントに登録すると、自分のフリーランスコンサルタント/エンジニアの価値が客観的に理解できるだけでなく、より高単価なフリーランス/副業案件・求人を選択できるためです。
より自分のフリーランスとしての市場価値やマッチしたフリーランスエージェントを選ぶには「フリーランススタート」がおすすめです。
30以上のフリーランスエージェントが保有しているフリーランス案件・求人を横断して閲覧・応募できるだけでなく、各フリーランスエージェントの特徴も分析することが出来ます。
フリーランススタートでフリーランスエージェントを分析してみる→
以下表に、主要なフリーランスエンジニア向けのフリーランスエージェントをまとめてみましたので、ぜひフリーランスエージェント選びの参考にしてください!
【開発スキル別】フリーランスエージェントを活用しているフリーランスエンジニアの年収
開発スキル | 平均年収 | 最高年収 |
Java | 757万円 | 2.400万円 |
PHP | 787万円 | 2.400万円 |
Python | 871万円 | 1.920万円 |
Ruby | 875万円 | 2.400万円 |
JavaScript | 798万円 | 2.160万円 |
Go言語 | 980万円 | 1.800万円 |
Swift | 867万円 | 1.680万円 |
Kotlin | 927万円 | 1.800万円 |
COBOL | 625万円 | 1.800万円 |
Unity | 832万円 | 1.680万円 |
AWS | 927万円 | 2.040万円 |
SAP | 1,310万円 | 2,460万円 |
本記事がModis Freelanceの活用を検討しているエンジニアの方や、どのフリーランスエージェントを活用するか迷っているエンジニアの方にとって、お役に立てましたら幸いです。