フリーランスエンジニアの皆さんはフリーランス案件・求人を獲得する際、どのように行動していますか?
一番多く挙がるのは、フリーランスエージェントの活用ではないでしょうか?
フリーランスエンジニアにとって営業工数をかけず、継続的かつ安定してフリーランス案件・求人を獲得するには、フリーランスエージェントに登録することが最も有効でしょう。
フリーランスとして廃業する方は、フリーランスエージェントなどを利用せず、企業に直接営業しているというデータもあるため、そのような事態を引き起こさないためにも積極的にフリーランスエージェントを活用することをおすすめします。
さて、今回はフリーランスエージェントのプロシート(PROsheet)に焦点を当て解説します。
具体的にはプロシート(PROsheet)を運営しているランサーズエージェンシー株式会社や、活用するメリット・デメリット、評判/口コミ、フリーランス案件・求人に参画するまでの流れをご紹介します。
特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・フリーランスエンジニアを今後検討している方
・プロシート(PROsheet)を活用している/今後活用を検討している方
・フリーランスエージェントについて詳しく理解したい方
プロシート(PROsheet)の基本情報
この章では、プロシート(PROsheet)の基本情報について解説していきます。
運営会社 | ランサーズエージェンシー株式会社 |
設立 | 2014年12月 |
拠点 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目22-3 渋谷東口ビル 11F |
事業内容 | ・週2日~IT案件特化のフリーランスエージェント「プロシート(PROsheet)」 ・週5日案件特化のフリーランスエージェント「ランサーズエージェント(Lancers Agent)」 ・未来の転職求人マガジン「PARAFT」 ・転職支援サービス「TRYOUT」 |
フリーランス職種 | エンジニア、PM、コンサルタント、デザイナー、CGデザイナー、ディレクター、アナリスト、社内SE、テスター、ヘルプデスク、セールス、マーケター |
対象エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、中京エリア(静岡県、愛知県)、関西エリア(大阪府、京都府、兵庫県)、中国・四国エリア、九州エリア |
フリーランス案件・求人数 | 1,334件(2021年6月時点)※非公開案件有 |
リモートワーク案件・求人 | △ |
週2・3日案件・求人 | ◎ |
支払いサイト | 30日サイト(月末締めの翌月末日払い)※企業により異なる |
中間マージン(仲介手数料) | 非公開 |
プロシート(PROsheet)は、2014年設立のランサーズエージェンシー株式会社が運営しているフリーランスエージェントです。
プロシート(PROsheet)を運営しているランサーズエージェンシー株式会社はプロシート(PROsheet)以外にも週5日案件特化のフリーランスエージェント「ランサーズエージェント(Lancers Agent)」、未来の転職求人マガジン「PARAFT」、転職支援サービス「TRYOUT」など様々な事業に取り組んでおりIT/フリーランス分野の拠点のひとつとなる企業です。
プロシート(PROsheet)の魅力の1つとして、ランサーズ株式会社の子会社(ランサーズエージェンシー株式会社)が運営していることが挙げられます。
また、ユーザーと企業が「直接契約」できることや安心のサポート体制などの点から契約更新率が89.2%と非常に高く評価されていることがわかります。
プロシート(PROsheet)の基本情報などを解説してきました。
さて、次章よりプロシート(PROsheet)を活用するメリットやデメリットについて見ていきましょう。
プロシート(PROsheet)を活用するメリット
この章ではプロシート(PROsheet)を活用するメリットを解説していきます。
フリーランスエンジニアとして、活躍する上で最適なフリーランスエージェントを見つけることはフリーランスエンジニアとして活動の幅をどれだけ拡大できるか関わってくる重要な事柄です。
プロシート(PROsheet)の活用メリットをしっかり理解し、自分に合っているフリーランスエージェントを探しましょう。
高単価フリーランス案件・求人を豊富に保有
プロシート(PROsheet)を活用するメリットとして、高単価フリーランス案件・求人を豊富に保有していることが挙げられます。
100万円を超えるフリーランス案件・求人を豊富に保有しています。
また、週1・2日の時短業務で40万円獲得できるフリーランス案件・求人もあります。
高単価フリーランス案件・求人の参画を希望しているエンジニア、年間で1,000万円以上の報酬の受け取りたいエンジニアは、一度プロシート(PROsheet)の話を聞くことをおすすめします。
企業と直接契約が出来る
プロシート(PROsheet)を活用するメリットとして、企業と直接契約が出来ることが挙げられます。
企業を直接契約できるため仲介手数料がかからず、高単価になりやすいだけでなく自分の市場価値もしっかりと理解できます。
特にフリーランスエンジニアとしての市場価値が理解できることは報酬で損をしないことや自分を客観的に見れたりメリットが非常に多いです。
また、プロシート(PROsheet)と案件提供元の企業間で発生するサービス利用料も開示しているので、安心して活用できる点もメリットの1つです。
企業と直接契約を希望しているエンジニアや、自分の市場価値を把握したいエンジニアは、一度プロシート(PROsheet)の話を聞くことをおすすめします。
なお、企業と直接契約したいフリーランスエンジニアはdoocyJobもおすすめです。
doocyJobを活用すると企業と直接契約できるため、高単価でフリーランス案件・求人に参画できるだけでなく、注目のスタートアップやベンチャー企業から安定の大手企業まで800社以上の企業を掲載しています。
週2・3日のフリーランス案件・求人を多数保有
プロシート(PROsheet)を活用するメリットとして、週2・3日のフリーランス案件・求人を多数保有していることが挙げられます。
公開している約35%は週2・3日稼働のフリーランス案件・求人です。
週2・3日の時短業務を希望している方は複数のフリーランス案件・求人に参画することもでき、常駐案件と比較して様々な開発環境を経験することも可能です。
週2・3日などの時短業務のフリーランス案件・求人を探している方はプロシート(PROsheet)を活用してみると良いでしょう。
週2・3日やリモートワーク案件・求人を探している方は以下フリーランスエージェントがおすすめです。
ITプロパートナーズ | フリーランスエージェントを見てみる |
Workship(ワークシップ) | フリーランスエージェントを見てみる |
クラウドテック | フリーランスエージェントを見てみる |
FLEXY(フレキシー) | フリーランスエージェントを見てみる |
ファインディフリーランス(Findy Freelance) | フリーランスエージェントを見てみる |
i-common tech(アイコモンテック) | フリーランスエージェントを見てみる |
フリーランス/ITの知識豊富な専任コンサルタントがサポート
プロシート(PROsheet)を活用するメリットとして、フリーランス/ITの知識豊富の専任コンサルタントがサポートしてくれることが挙げられます。
案件紹介から案件参画後のアフターフォローまで徹底したサポートを受けられます。
プロシート(PROsheet)のコンサルタントは、登録者のスキルセット、希望単価、職種、希望稼働日数、希望勤務地、キャリアパスなどの詳細をもとにフリーランス案件・求人を提案してくれます。
フリーランス/IT業界の最新市場動向など、総合的に判断した上で最適なフリーランス案件・案件を厳選してもらえます。
また、参画中に不安なことや心配に思っていることもしっかりと相談できるため、安心してフリーランス案件・求人に集中できます。
専任コンサルタントのサポートを検討している方やフリーランスへと独立して日が浅い方、フリーランス/IT知識を持った専任コンサルタントが在職しているフリーランスエージェントを探しているなどはプロシート(PROsheet)を活用してみましょう。
フリーランスのための充実した福利厚生がある
プロシート(PROsheet)を活用するメリットとして、フリーランスのための充実した福利厚生があることが挙げられます。
具体的には人間ドック・健診サービス1万円相当の贈呈や、クラウド会計サービス「freee」を1年間無料で利用できます。
福利厚生が受けられないフリーランスエージェントもいる中で福利厚生が受けられることは非常に安心できます。
福利厚生が整っているフリーランスエージェントを活用したいエンジニアなどはプロシート(PROsheet)を活用してみましょう。
プロシート(PROsheet)を活用するデメリット
この章ではプロシート(PROsheet)を活用するデメリットについて解説していきます。
フリーランスエージェントを最大限活用するために、デメリットについてもしっかり把握しておきましょう。
エンジニア経験者でないと活用しづらい
プロシート(PROsheet)を活用するデメリットとしてエンジニア経験者でないと活用しづらいことが挙げられます。
プロシート(PROsheet)で公開されているフリーランス案件・求人をみる限りだと、エンジニア経験者(最低でもエンジニアとしての実務経験が1~2年以上)でないと、参画は難しいでしょう。
また、フリーランスエージェントで取り扱っているフリーランス案件・求人のほとんどは即戦力のエンジニア経験を求めているものが多いです。
そのため、エンジニア未経験やプログラミングスクール受講終了して間もない方は、プロシート(PROsheet)を活用してもフリーランス案件・求人を獲得することは難しいでしょう。
フリーランス案件・求人が首都圏に集中している
プロシート(PROsheet)を活用するデメリットとしてフリーランス案件・求人が首都圏に集中していることが挙げられます。
プロシート(PROsheet)が公開しているフリーランス案件・求人の約95%以上は東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の首都圏です。
首都圏エリア以外で、フリーランス案件・求人を検討しているフリーランスエンジニアはプロシート(PROsheet)を活用しても、見つかりづらいでしょう。
そのため、プロシート(PROsheet)は首都圏以外でのフリーランス案件・求人の参画を希望しているフリーランスエンジニアには向いていないフリーランスエージェントであるといえます。
地方フリーランス案件・求人を探しているフリーランスエンジニアはPE-BANKを見てみると見つかるかもしれません。
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プロシート(PROsheet)の評判/口コミ
この章ではプロシート(PROsheet)の評判評判/口コミについて解説していきます。
実際に活用しているフリーランスエンジニアからの声ですので、特にこれからプロシート(PROsheet)の活用を検討している方やどのフリーランスエージェントを活用しようか迷っている方におすすめです。
プロシート(PROsheet)の良い評判/口コミ
プロシート(PROsheet)の良い評判/口コミを見ていきましょう。
起業家エンジニア
プロシート(PROsheet)さえあればとりあえず食っていける。だからこそ自分の会社で色んなことを事業に挑戦できるんです。
週2・3日稼働の求人を数多く扱っています。
また、土日稼働のみの変わった求人もあります。自分の都合に合わせて時間を使いたいと考えたからですが、そのようなエンジニアにはぴったりなエージェントだと思います。
フリーランスになってエージェントに複数登録していたのですが、登録から稼働開始までの3週間でプロシート(PROsheet)が一番早かった。
仕事内容も希望していたもので契約内容もわかりやすかった。
良い評判/口コミには、プロシート(PROsheet)で保有しているフリーランス案件・求人の質やプロシート(PROsheet)の専任コンサルタントの対応の早さなどの回答がありました。
プロシート(PROsheet)は取り扱っているフリーランス案件・求人が特化しているため、わかりやすいことや、専任コンサルタントが登録者の将来や現状を総合的に判断してフリーランス案件・求人を紹介していることが良い評判/口コミに繋がっていると言えるでしょう。
プロシート(PROsheet)の悪い評判/口コミ
プロシート(PROsheet)の悪い評判/口コミを見ていきましょう。
案件数が少ない
技術的な理解があまりない
PROSheet、いつ登録したか覚えて無いから退会しようと思ったけど手順が面倒くさすぎる・・・
badapockle @badapockle 2021年4月13日
悪い評判/口コミには、上記の意見がありました。
上記評判/口コミは個人の意見であり、それぞれ感じ方は異なりますので上記意見などを参考にして最適なフリーランスエージェントを見つける材料にしましょう。
プロシート(PROsheet)でフリーランス案件・求人に参画するまでの流れ
この章ではプロシート(PROsheet)でフリーランス案件・求人に参画するまでの流れを解説します。
特にプロシート(PROsheet)の活用を検討している方、フリーランスエージェントを一度も活用したことがない方はしっかり読んでいただくと良いでしょう。
ユーザー登録・フリーランスエージェントとの面談
まず、プロシート(PROsheet)のサイトを訪問し、ユーザー登録を行いましょう。
プロシート(PROsheet)の登録フォームはメールアドレスとパスワードの項目があるので入力しましょう。
登録完了後、名前、電話番号、希望就業時間、希望職種などプロフィール登録を行いましょう。
プロシート(PROsheet)の専任コンサルタントとのキャリア面談を行いましょう。
キャリア面談は対面、オンライン、電話の3つから選択でき、面談は自分のキャリアや開発スキル、希望条件など30分~1時間ほどかけて、詳しく行われます。
プロシート(PROsheet)の専任コンサルタントは入力された登録情報やスキルシート・職務経歴書などの情報をもとにフリーランス案件・求人をある程度の厳選していきます。
そのため、スキルシート・職務経歴書は、事前に準備しておくと良いでしょう。
なお、面談の際に自分が譲れないフリーランス案件・求人の条件(軸)を伝えておくこと良いでしょう。
フリーランス案件・求人応募
自分が参画したいフリーランス案件・求人へ応募するか、またはヒアリングした結果を元に、プロシート(PROsheet)より提案されたフリーランス案件・求人へ応募します。
フリーランスエージェント側が提案してくれるフリーランス案件・求人の中には、Webサイト上ではまだ公開していない非公開案件を提案されることも多いです。
クライアントと面談・契約成立
フリーランス案件・求人に応募完了したらクライアントとの面談を行います。
面談日程の調整はプロシート(PROsheet)の専任コンサルタントが行い、面談当日の流れやアドバイスを事前に伝えてくれます。
お互いの合意を得て契約が成立したら、クライアントと直接契約を締結します。
契約前の条件交渉はプロシート(PROsheet)の専任コンサルタントが提案/調整してくれます。
参画しているフリーランス案件・求人が満期に近づいてきたら、新たにフリーランス案件・求人を紹介してくれるなどプロシート(PROsheet)は継続的にフォローしてくれます。
なお、キャリア面談から案件の確定までは、条件に合う方であれば、最短5日、平均1週間~3週間程ですので参考にしましょう。
まとめ
今回はフリーランスエージェントのプロシート(PROsheet)に焦点を当て、プロシート(PROsheet)を運営しているランサーズエージェンシー株式会社や活用するメリット・デメリット、評判/口コミ、フリーランス案件・求人に参画するまでの流れを解説してきました。
プロシート(PROsheet)を活用するメリット・デメリットや評判/口コミをしっかりと把握した上で、自分に最適かどうか考えて見ましょう。
フリーランスエージェント活用の際は1つのフリーランスエージェントに登録するのではなく、複数のフリーランスエージェントへ登録しましょう。
複数のフリーランスエージェントに登録すると、自分のフリーランスコンサルタント/エンジニアの価値が客観的に理解できるだけでなく、より高単価なフリーランス/副業案件・求人を選択できるためです。
より自分のフリーランスとしての市場価値やマッチしたフリーランスエージェントを選ぶには「フリーランススタート」がおすすめです。
30以上のフリーランスエージェントが保有しているフリーランス案件・求人を横断して閲覧・応募できるだけでなく、各フリーランスエージェントの特徴も分析することが出来ます。
フリーランススタートでフリーランスエージェントを分析してみる→
以下表に、主要なフリーランスエンジニア向けのフリーランスエージェントをまとめてみましたので、ぜひフリーランスエージェント選びの参考にしてください!
【開発スキル別】フリーランスエージェントを活用しているフリーランスエンジニアの年収
開発スキル | 平均年収 | 最高年収 |
Java | 757万円 | 2.400万円 |
PHP | 787万円 | 2.400万円 |
Python | 871万円 | 1.920万円 |
Ruby | 875万円 | 2.400万円 |
JavaScript | 798万円 | 2.160万円 |
Go言語 | 980万円 | 1.800万円 |
Swift | 867万円 | 1.680万円 |
Kotlin | 927万円 | 1.800万円 |
COBOL | 625万円 | 1.800万円 |
Unity | 832万円 | 1.680万円 |
AWS | 927万円 | 2.040万円 |
SAP | 1,310万円 | 2,460万円 |
本記事がプロシート(PROsheet)の活用を検討しているエンジニアの方や、どのフリーランスエージェントを活用するか迷っているエンジニアの方にとって、お役に立てましたら幸いです。