コロナの影響によりリモートワークやテレワークが推奨されている中、フリーランスエンジニアは人気の高い職業です。
さて、実際にフリーランスへの転職や独立を考えた際に「Salesforceエンジニアはフリーランスで活躍できるのか」「フリーランスのSalesforceエンジニアとして案件を継続的に受注できるのか」「未経験からでもフリーランスのSalesforceエンジニアになれるのか」など疑問を持つ方も多いかと思います。
今回、本記事はSalesforceエンジニアに焦点を当て、フリーランスのSalesforceエンジニアの実情を詳しく解説します。
具体的にはSalesforceエンジニアの種類、Salesforceエンジニアの仕事内容、フリーランスのSalesforceエンジニアの単価相場、Salesforceエンジニアのリモートワーク案件・求人事情、Salesforceエンジニアの週2日・週3日フリーランス案件・求人事情、フリーランスのSalesforceエンジニアの必要スキル、未経験でのフリーランスのSalesforceエンジニア事情、フリーランスのSalesforceエンジニアの資格、Salesforceエンジニアのフリーランス案件・求人獲得方法、Salesforceエンジニアのフリーランス案件・求人の将来性について解説します。
特に下記の方にこの記事を一読していただきたいです。
・フリーランスのSalesforceエンジニアを今後検討している方
・IT業界に興味/関心がある方
・フリーランスのSalesforceエンジニアの案件・求人事情を知りたい方
・Salesforceエンジニアのフリーランス案件・求人の単価相場を知りたい方
・フリーランスのSalesforceエンジニアの市場動向や将来性を知りたい方
- 1 Salesforceエンジニアとは
- 2 Salesforceエンジニアの仕事内容
- 3 フリーランスのSalesforceの単価相場
- 4 Salesforceエンジニアのリモートワーク案件・求人事情
- 5 Salesforceエンジニアの週2日・週3日フリーランス案件・求人事情
- 6 フリーランスのSalesforceエンジニアの必要スキル
- 7 フリーランスのSalesforceエンジニアは未経験でもなれる?
- 8 フリーランスのSalesforceエンジニアは資格ある方が良い?
- 9 Salesforceエンジニアのフリーランス案件・求人獲得方法
- 10 フリーランスのSalesforceエンジニアの将来はどうなの?
- 11 まとめ
Salesforceエンジニアとは
この章ではSalesforceエンジニアについて解説します。
まず、Salesforceについて解説します。
Salesforceは、セールスフォース・ドットコム社が提供するSaaS型のビジネスアプリケーションです。営業支援(SFA)や顧客管理(CRM)などの機能を中心に、様々な製品を組み合わせて活用可能なプラットフォームです。様々な業界の企業、15万社以上がSalesforceを活用しています。
Salesforceを提供する株式会社セールスフォース・ドットコム社は、1999年3月に米国サンフランシスコで創業されています。日本法人は2000年4月に設立されました。
SFAとは、Sales Force Automationの略で、営業支援システムです。
SFAは、営業メンバーが各々持っているクライアント情報や、営業の進捗状況を記録・管理することができる他、活動履歴や企業情報、資料の添付、スケジュール管理まで閲覧可能です。
CRMとは、Customer Relationship Managementの略で、顧客関係管理や顧客管理システムです。
SFAと混同しやすいですが、CRMは顧客データを適切に管理することでの満足度向上に視点をおいていますが、SFAは営業活動を支援して売上げ向上に繋げることに視点をおいています。
Salesforceの代表的な製品はSales Cloud、Pardot、Marketing Cloud、Service Cloud、Community Cloud、Salesforce Platformなどがあります。
Salesforceは2019年度以下分野で世界1位を獲得しています。
・CRMアプリケーション分野で世界シェア1位(18.4%)
・セールスアプリケーション分野で世界シェア1位(39.2%)
・カスタマーサービスアプリケーション分野で世界シェア1位(45.0%)
・マーケティングアプリケーション分野で世界シェア1位(12.2%)
Salesforceエンジニアとは、既存の社内システムとして使われるSalesforceの開発・運用・機能追加・導入支援を担当するエンジニア職種です。
Apexとは
Salesforce開発や導入を担当している方であれば一度はApexを聞いたことがあるでしょう。
ここでは、Apexについて解説します。
Apexとは、Salesforceの機能を拡張する際に使われる、強く型付けされているオブジェクト指向のプログラミング言語です。
Apexの構文はJavaに似ており、ボタンクリックや関連レコードの更新などのほとんどのシステムイベントにシステム固有の処理を追加できます。
Salesforceエンジニアの仕事内容
この章ではSalesforceエンジニアの仕事内容を解説します。
早速どのような仕事を担当するのか、見ていきましょう。
Salesforceエンジニアの仕事内容は、既存の社内システムとして使用されているSalesforceの開発・運用、または導入支援などです。
Salesforceの導入支援は、導入~開発・運用までの小規模から大規模と様々な規模のプロジェクトや、導入コンサルタントとしてのフリーランス求人・案件があります。
Salesforceエンジニアは社内の営業やマーケターから挙がる改修要望や、業務フローなどの改善に伴う機能追加などの開発を行います。
開発はSalesforce独自の開発プラットフォームであるLightning Platform(旧Force.com)上で行われ、Apexという独自言語を用いてオブジェクトの追加、画面UI変更、ロジック変更などを行います。
Salesforceエンジニアとして、ドキュメント整備、テスト、障害対応を担当することもあります。
フリーランスのSalesforceの単価相場
この章ではSalesforceのフリーランス案件・求人の単価相場について解説していきます。
Salesforceのフリーランス案件・求人の月額単価相場は次のようになっています。
平均単価 | 中央値単価 | 最高単価 | 最低単価 | |
---|---|---|---|---|
Salesforce | 74.8万円 | 75万円 | 160万円 | 24万円 |
(参照:Salesforceのフリーランス求人・案件 月額単価相場)
また、Salesforceフリーランス案件・求人の実務経験年数別の単価相場は以下の通りです。
Salesforce実務経験年数 | Salesforce単価/年収 |
---|---|
Salesforce経験1年未満 | 43万円前後 (年収510万円) |
Salesforce経験1年~2年 | 51万円前後 (年収612万円) |
Salesforce経験2年~3年 | 72万円前後 (年収867万円) |
Salesforce経験3年~5年 | 85万円前後 (年収1020万円) |
Salesforce経験5年以上 | 102万円前後 (年収1224万円) |
Salesforceのフリーランス案件・求人の平均単価は74.8万円です。最低単価24万円〜最高単価160万円まで幅広くあることがわかりました。
Salesforceのフリーランス案件・求人の平均月額単価を年収に換算すると、897万円です。
会社員のSalesforceエンジニアの平均年収を見てみましょう。
会社員におけるSalesforceエンジニアの平均月収は50万円であり、年収に換算すると約597万円です。
フリーランスのSalesforceの年収の方は会社員のSalesforceエンジニアの年収と比較して約1.5倍高いことがわかりました。
フリーランスのSalesforceの方が収入が高いため、高収入を希望しているSalesforceエンジニアはフリーランスを選択すると良いでしょう。
Salesforceエンジニアのリモートワーク案件・求人事情
この章ではSalesforceエンジニアのリモートワーク案件・求人事情について解説していきます。
まず、リモートワーク案件・求人の現状を見てみましょう。
「Salesforceエンジニア リモート」をフリーランススタート(2022年5月時点)上で検索すると561件です。
Salesforceエンジニアリモートワーク案件・求人の割合を常駐フリーランス案件・求人と比較すると約46%です。
前年が100件ほどでしたので、前年から約5.6倍増加していることもわかりました。
通信、Webサービス、銀行/証券/保険、メーカー、公共/官公庁など様々な業界で活躍できるリモートワーク案件・求人があります。
SalesCloud導入支援、Salesforce導入支援、Salesforce開発業務、システム構築プロジェクトPMO支援業務などのリモートワーク案件・求人があります。
リモートワークを希望しているフリーランスのSalesforceエンジニアは自分で調べてみることをおすすめします。
今後、Salesforceエンジニアのリモートワーク案件・求人は増加していくでしょう。
増えていく理由として、現在世界中で蔓延しているコロナ自体の影響や、リモートワーク拡大に伴い、SaaSプロダクトを導入検討する企業が増加すること、IT技術の発展によるセキュリティ面や労働環境の改善、Salesforceエンジニアを含むIT人材の不足など挙げられます。
しかし企業によっては重要な情報を扱うことによるセキュリティ面の問題、リモートワークによってコミュニケーション齟齬が生じるリスクを懸念していることもあります。
Salesforceエンジニアの週2日・週3日フリーランス案件・求人事情
この章ではSalesforceエンジニアの週2日・週3日フリーランス案件・求人事情について解説していきます。
まず、週2日・週3日フリーランス案件・求人の現状を見てみましょう。
「Salesforceエンジニア 週2日・週3日」をフリーランススタート(2022年5月時点)上で検索すると78件です。
Salesforceエンジニア週2日・週3日フリーランス案件・求人の割合を常駐フリーランス案件・求人と比較すると約6%です。
前年が14件でしたので、約5.5倍程増加していることがわかりました。
社内向け業務アプリ開発、Salesforceエンジニア業務、Salesforceの導入PM(プロジェクトマネージャー)業務などの週2日・週3日フリーランス案件・求人があります。
フリーランスのSalesforceエンジニアとして、週2日・週3日フリーランス案件・求人に参画出来た場合、様々な業界の開発に携わることができ、豊富な経験を積むことができます。
Salesforceエンジニアの週2日・週3日フリーランス案件・求人を希望しているあるいは、様々な業界の開発経験を積みたいフリーランスのSalesforceエンジニアにおすすめです。
今後、Salesforceエンジニアの週2日・週3日フリーランス案件・求人は増加していくでしょう。
上記理由として、2018年副業解禁以降年々推進する企業が増加していること、雇用形態の在り方が従来のメンバーシップ型からジョブ型へ変化していること、Salesforceエンジニアを含むIT人材が不足しており需要と供給のバランスが偏っていること、ワークライフバランスを重要視する企業やエンジニアの方が増加していること、IT技術の発展によりセキュリティ面改善の可能性があること、IT関連企業が将来的に増加する可能性があるなど挙げられます。
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フリーランスのSalesforceエンジニアの必要スキル
この章ではフリーランスのSalesforceエンジニアの必要スキルについて解説していきます。
フリーランスのSalesforceエンジニアとしてフリーランス案件・求人を獲得したい方は自分のスキルと照らし合わせてみてみましょう。
Salesforce開発経験や知識
フリーランスのSalesforceエンジニアに必要なスキルはSalesforce開発経験や知識です。
Salesforce関連の開発や導入支援などをメインとしているため、Salesforce開発経験や知識は必須でしょう。
フリーランス案件・求人では、即戦力となる人材が必要とされているため、数年ほどのSalesforce開発があると、参画しやすくなります。
また、Salesforceエンジニアであれば、Apexの習得も行いましょう。
Salesforce独自言語であるため、一般的なプログラミング言語と比較して多少マイナー言語ですが、Salesforceエンジニアとして参画するのであれば、必須です。
Apexの開発経験がない場合は、JavaやC#などでもApexに構造が類似しているため、多少は応用がきくでしょう。
その他、CRMやERPなどの業務系システムの導入や開発経験があると、より企業から高評価を受けやすいです。
コミュニケーションスキル
フリーランスのSalesforceエンジニアに必要なスキルはコミュニケーションスキルです。
フリーランスのSalesforceエンジニアとして案件・求人に参画した後、開発チームに所属して他エンジニアや場合によってはクライアントと連携を取り、サポートを行います。
フリーランスのSalesforceエンジニアとして円滑に業務を進めるためにコミュニケーションスキルが必須です。
論理的思考力
フリーランスのSalesforceエンジニアに必要なスキルは論理的思考力です。
Salesforceエンジニアは要件定義や設計段階から開発に参加することも多く上流工程の場合、論理的思考を使用します。
例えば顧客の要望を聞いた際、 Salesforceエンジニアはその要望を実現するアプローチを複数考えます。そして、論理的思考に基づいて各アプローチをより細かいアプローチに分割していきます。
ある程度細かくすることで、各作業にどれだけの費用・時間・技術力が必要か、実績や所有しているデータから評価することができるようになります。
これらの評価を整理し、複数のアプローチのうち最適なものに基づいて、仕様を決定するのです。
上記例のように論理的思考が無ければ、上流工程を担当することは難しく、Salesforceエンジニアとして活躍することが出来ません。
Salesforceエンジニアとして、論理的思考力を身に付けられる様に日々、物事を論理的に考えたり、学習したりトレーニングをしていきましょう。
上流工程やマネジメント経験
フリーランスのSalesforceエンジニアに必要なスキルは上流工程やマネジメント経験です。
実際にフリーランス案件・求人においてマネジメントをすることは少ないですが、あって損のないスキルです。
Salesforceエンジニアのフリーランス案件・求人は小規模開発から大規模開発まで幅広いです。
フリーランスのSalesforceエンジニアとして、開発を滞りなくに実行するためのマネジメント経験や、要件定義、設計スキル、レビュー、負荷試験などの経験がある方を採用する傾向があります。
フリーランスのSalesforceエンジニアとして、様々な経験をしているほど、高単価フリーランス求人・案件に参画しやすくなります。
フリーランスのSalesforceエンジニアは未経験でもなれる?
この章ではフリーランスのSalesforceエンジニアは未経験でもなれるのかどうかについて解説していきます。
未経験でも以下2種類に分けらます。
・Salesforceエンジニアは未経験だが、JavaやC#を使いシステム開発の実務経験がある
・IT業界は未経験でかつフリーランスのSalesforceエンジニアに挑戦する
まず、Salesforceエンジニアは未経験だがJavaやC#を使いシステム開発の実務経験がある場合、フリーランスのSalesforceエンジニアとしてSalesforceエンジニアのフリーランス案件・求人に参画することは可能でしょう。
次にIT業界は未経験でかつフリーランスのSalesforceエンジニアに挑戦する場合、非常に厳しいでしょう。
Salesforceエンジニアのフリーランス求人・案件の場合、即戦力のSalesforceエンジニアまたは、JavaやC#を用いたシステム開発経験者、CRMやERPシステム開発や導入経験者など、Salesforce導入や開発において近い経験がある方のアサインを希望しています。
IT業界未経験からフリーランスのSalesforceエンジニアへの独立を検討している方は、以下の行動をまず考えてみましょう。
・Salesforceエンジニアになるためスクール/オンライン学習サービスでSalesforceスキルを習得する
・正社員や契約社員として2~3年ほどSalesforceエンジニアの経験を積む
スクールやオンライン学習サービスを活用する方は、「Salesforceスキル スクール おすすめ」や「Salesforce オンライン学習サービス おすすめ」などを検索すると良いでしょう。
なお、IT業界未経験かつSalesforceエンジニアとして、正社員や契約社員を検討している方は、大手求人サイトや転職サイト、IT業界に特化した転職エージェントを活用しましょう。
フリーランスのSalesforceエンジニアは資格ある方が良い?
フリーランスのSalesforceエンジニアに資格はある方が良いですが、必須ではありません。
特にフリーランス未経験者やSalesforceエンジニアの実務経験が浅い人にとって、資格取得のために身につけたノウハウやスキルは非常に役立ちます。
また、資格自体がSalesforceエンジニアの知識証明になるので、フリーランス案件・求人が受注しやすくなるでしょう。
【Salesforceエンジニアのフリーランス案件・求人を獲得しやすくなるおすすめの資格】
・Salesforce 認定アドミニストレーター
・Salesforce 認定上級アドミニストレーター
・Salesforce 認定 Sales Cloud コンサルタント
・Salesforce 認定 Service Cloud コンサルタント
・Salesforce 認定 Platform デベロッパー
・Salesforce 認定 Platform アプリケーションビルダー
Salesforce関連の資格を取得することで、Salesforceスキルや知識を証明することは可能です。
しかし、フリーランスのSalesforceエンジニアとして重要視すべきことは、Salesforceエンジニアの実務経験やそれに近い実務経験があるかどうかです。
そのため上記Salesforce関連の資格は時間的に余裕がある方におすすめします。
フリーランスのSalesforceエンジニアとして実務未経験の場合、まず実務経験を積むことに注力しましょう。
Salesforceエンジニアのフリーランス案件・求人獲得方法
この章ではSalesforceエンジニアのフリーランス案件・求人獲得方法について解説します。
フリーランスのSalesforceエンジニアとして効率良くフリーランス案件・求人を獲得できるように参考にしてください。
フリーランスエージェントの活用
SNSで捜索
知人からの案件・求人紹介
クラウドソーシングサービスの活用
フリーランスエージェントの活用
フリーランスのSalesforceエンジニアは、フリーランスエージェントを活用することによりフリーランス案件・求人を効率良く獲得できます。
フリーランスエージェントはフリーランスのSalesforceエンジニアが希望するフリーランス案件・求人の紹介以外にも、契約や税金関連のサポート、福利厚生など手厚いサポートが魅力的です。
フリーランスのSalesforceエンジニアとして、経験が浅い方から経験豊富な方までフリーランスエージェントを活用してみることをおすすめします。
SNSで捜索
フリーランスのSalesforceエンジニアは、SNSを活用しフリーランス案件・求人獲得できます。
近年では、FacebookやTwitterなど、SNSを活用し企業が直接案件・求人を出しています。
SNSで獲得した案件・求人は仲介業者を挟まない直接契約であるため高い報酬が望めたり、柔軟なスケジュール交渉を行えるなどの特長もあります。
しかし、自分で契約やマネジメントを行う必要がありフリーランス経験の浅いフリーランスのSalesforceエンジニアにはおすすめできません。
知人からのフリーランス案件・求人紹介
フリーランスのSalesforceエンジニアは、知人経由でフリーランス案件・求人を獲得出来ます。
元々エンジニアとして働いていた方の場合、前職の上司や同僚、同僚の知人などIT業界にコネがあることも多いため、そこからフリーランス案件・求人に繋がりやすいです。
知人からの紹介のため仲介料が発生することは少なく、比較的高単価でのフリーランス案件・求人が受注できるでしょう。
しかし、エンジニアの知人が少ない場合や前職は別業種でIT業界のコネクションがない場合、紹介してもうことが難しいためIT業界未経験者の方にはおすすめできません。
クラウドソーシングサービスの活用
フリーランスのSalesforceエンジニアは、クラウドソーシングサービスを活用することにより案件・求人獲得できます。
最近ではクラウドワークスやランサーズ、ココナラなどクラウドソーシングサイトも多く存在しており、利用者も増加傾向にあります。
クラウドソーシングサイトのメリットとしては手軽に案件・求人が探せることや契約周りなどの手続きが不要であることが挙げられます。
しかし、フリーランス案件・求人数は一般的にフリーランスエージェントよりも少なく、単価の低い案件・求人も多数あります。また報酬の中から仲介手数料が引かれるため、受け取れる報酬額は低いものが多いでしょう。
Salesforceエンジニアなど高単価かつ専門性の高い職種はクラウドソーシングサービスで案件がないケースも多いです。
フリーランスのSalesforceエンジニアの将来はどうなの?
この章ではフリーランスのSalesforceエンジニアの将来性について解説します。
フリーランスのSalesforceエンジニアとして続けていくべきなのか、フリーランスのSalesforceエンジニアを続けて問題ないのか、フリーランスのSalesforceエンジニアの将来性を見極めていきましょう。
Salesforceエンジニアのニーズは今後、増加する可能性が高いです。
では、上記理由をIT市場動向から分析してみましょう。
IDC Japanは2020年6月25日、国内CRMアプリケーション市場予測を発表しています。
2019年の国内CRMアプリケーション市場は前年比成長率7.0%、市場規模1,742億900万円です。また、2019年~2024年の年間平均成長率(CAGR)5.3%で推移し、2024年には2,250億9,000万円になるとのことです。
さらに、SalesforceはCRMアプリケーション分野やセールスアプリケーション分野などで世界1位を獲得しています。
上記市場調査やSalesforceのシェア数を考慮すると、今後もSalesforceが参入している分野において、Salesforceプロダクトは拡大する可能性が高いことがわかります。
つまり市場拡大に伴い、Salesforceエンジニアの需要は今後も増していくと考えらえます。
まとめ
今回は、Salesforceエンジニアに焦点を当て、フリーランスのSalesforceエンジニアの案件・求人事情、単価相場、必要スキル、未経験からフリーランスへの独立方法、将来性など様々な観点から詳しく解説しました。
フリーランスのSalesforceエンジニアはSI・業務系、流通/小売、通信、銀行/証券/保険、Webサービス、EC、広告、メーカー、公共/官公庁など様々な業界で活躍出来ます。
フリーランスのSalesforceエンジニアの需要は現状増加しており、今後より拡大していくでしょう。
フリーランスのSalesforceエンジニアとして企業に重宝される秘訣はSalesforce開発経験や知識、コミュニケーションスキル、論理的思考力、上流工程やマネジメント経験を身に付けることです。
時代と共に新しく開発されるITスキルやITサービスなど日々変化しているIT業界で活躍していくため、常に情報のアップデートや取捨選択を行っていきましょう。
本記事が多くのフリーランスのSalesforceエンジニアやSalesforceエンジニアに興味のある方にとって、お役に立てましたら幸いです。
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