皆さんは「SAP」をご存知でしょうか?
SAPとは簡単にいうと会社の基幹業務を効率よく回すための統合型ソフトウェアです。
そんなSAPですが、今後需要が拡大し、SAP関連案件・求人、報酬額など様々な面で将来性が期待できると今注目されています。
SAPの高利便性などの理由により、多くの大手企業がSAPを導入し始めているのです。
本記事ではSAPとは何かについて解説すると同時に、フリーランスを含むSAPを使用した案件・求人について以下に焦点を当てながら解説します。
・SAPフリーランス案件・求人の種類や単価相場について
・SAPのリモートワーク案件・求人事情について
・SAPの週2日・週3日フリーランス案件・求人事情について
・SAPフリーランスコンサルタントやエンジニアの必要なスキルについて
・SAPフリーランスコンサルタントやエンジニアは未経験でもなれるのかについて
・SAPフリーランス案件・求人を獲得する方法について
・SAPフリーランス案件・求人の将来性はどうなのかについて
SAPスキルを持っていたり、SAPに興味/関心があるフリーランスを含むエンジニアやコンサルタントは是非ご一読ください。
SAPとは
SAPとはERPパッケージベンダーの最大手であるSAP社が開発及び提供しているERPパッケージの1つです。
ERPとはEnterprise Resources Planning(企業資源計画)のことです。
これは企業経営の基本となる資源(ヒト・モノ・カネ・情報など)を、有効活用の観点から企業(会社)で統合的に管理することによって経営の効率化を図ることを目標とした計画です。
このERPを実現するための統合型ソフトウェアをERPパッケージといいます。
つまり、SAPとは会社の基幹業務を効率よく回すための統合型ソフトウェアfです。
SAPを導入することで得られるメリットは主に以下の3つです。
・業務プロセスの標準化
・データ処理の効率化
・作業履歴の視覚化
またSAPは業務分野を担当する3つのモジュール群で構成されています。
SAPモジュールとは、業務分野を幾つかの単位で分割して管理するユニットのことです。
モジュール群 | 機能/役割 |
---|---|
会計モジュール | ・財務会計(FI) ・管理会計(CO) ・プロジェクト管理(PS) |
ロジスティックモジュール | ・販売管理(SD) ・在庫管理(MM) ・品質管理(QM) ・生産管理(PP) ・プラント保全(PM) |
人事モジュール | ・人事管理(HR) |
SAPは各モジュールごとに業務領域が分かれていますが、データとしてはどれも紐づく関係にあります。
一つ一つを切り離して考えるのではなく、モジュール群ごとにひとまとまりとして考えると理解しやすいでしょう。
SAPフリーランス案件・求人は導入支援などのコンサルティングやSAP開発などあります。
SAPフリーランス案件・求人の種類
SAPフリーランス求人・案件には大きく分けて、SAPコンサルタントとSAPエンジニアの2種類があります。
SAPコンサルティングフリーランス案件・求人
SAPコンサルタントは会社が抱える経営課題を深く分析し、解決に導く仕事です。
課題解決に必要なSAPシステムの要件を定義し、設計から開発までのプロジェクトをマネジメントします。
クライアントの行っている業務やニーズをまとめ、それらを伝える必要があるため、社内外での高いコミュニケーション能力や高い論理的思考能力が要求される職務と言えるでしょう。
SAPコンサルティングフリーランス案件・求人ごとに要求されるSAPモジュールが異なります。
SAP開発フリーランス案件・求人
SAPエンジニアはSAPの独自言語「ABAP」を用いながらシステムの設計や開発、運用、保守を担当する仕事です。
場合によってはSAPコンサルティングから関わることもあります。
ABAPとはR/3やS/4HANAなど、SAPに関するシステムやアドオン開発に使うSAP専用の高級言語です。
SAP専用言語なので、SAP以外では使用できない点に注意しましょう。
SAPフリーランス案件・求人の単価相場
2021年2月時点で、17万件以上のフリーランス案件・求人数を紹介している検索エンジン「フリーランススタート」の情報を参考に、SAPフリーランスの案件・求人の月額単価相場についてまとめてみました。
平均単価 | 中央値単価 | 最高単価 | 最低単価 | |
---|---|---|---|---|
SAP | 109.2万円 | 110万円 | 205万円 | 25万円 |
※上記SAPフリーランス案件・求人の月額単価は、作業時間の目安を週5常駐かつ月140〜180時間の場合です。
SAPのフリーランス求人・案件の平均単価は109.2万円、中央値単価は110万円、最高単価は205万円、最低単価は25万円という結果です。
SAPフリーランス案件・求人の月額単価を年に換算すると平均年収は1,310万円、最高年収は2,460万円、最低年収は360万円です。
またSAPのフリーランス案件・求人の実務経験年数に応じた単価相場は以下の通りです。
SAPの経験年数が上がるにしたがって年収も上がる傾向となっています。
SAP実務経験年数 | SAP単価/年収 |
---|---|
SAP経験1年未満 | 55万円前後 (年収660万円) |
SAP経験2年未満 | 66万円前後 (年収792万円) |
SAP経験3年未満 | 94万円前後 (年収1122万円) |
SAP経験4年未満 | 110万円前後 (年収1320万円) |
SAP経験5年未満 | 132万円前後 (年収1584万円) |
(参照:フリーランススタート SAPのフリーランス求人・案件 月額単価相場)
正社員SAPの平均年収
では次に正社員おけるSAPの平均年収について解説します。
求人ボックスによると、SAPの平均年収は約605万円という結果でした。
月給換算だと約50万円、初任給は22万円程度が相場です。
全体の給与幅は400〜1,243万円と比較的広いため、就職先の企業規模や待遇、個人が持つSAPスキルやノウハウによっても大きな差があるように思えます。
SAPコンサルタントのフリーランスと会社員の年収を比較してみると、フリーランスの方が年収が高いという結果になりました。
フリーランスは、フリーランス案件・求人の報酬をそのまま受け取ることができるため、高年収を実現出来る可能性が高いです。
またフリーランスで活躍できる人材はSAPのスキルやノウハウを保持した方がほとんどです。
フリーランスとして独立する際に、ある程度実力や経験が備わっている分、平均的な報酬額や年収額が高くなっているのでしょう。
正社員の場合は、新卒で入社した人材も平均値に含まれているため、平均年収が下がっているのでしょう。
しかし、SAPコンサルタントは個人が持つスキルやノウハウ、携わるプロジェクトや案件・求人によって収入の幅がある職種です。
そのため、経験や条件次第によってはフリーランスと同等もしくはそれ以上になる可能性もあり得ます。
SAPのリモートワーク案件・求人事情
SAPのリモートワーク案件・求人事情について調査してみました。
現在、公開中のSAPリモートワーク案件・求人は84件です。(フリーランススタートSAPのフリーランス求人・案件一覧)
公開しているSAPフリーランス案件・求人の約23.5%をリモートワーク案件・求人が占めております。
SAPフリーランス案件・求人はコンサルティング案件が多いです。
SAPを含むコンサルティング案件・求人は常駐案件が多いですが、新型コロナウイルスの影響により、リモートワーク可能なSAPフリーランス案件・求人数は増加傾向にあります。
今後の情勢などを考慮すると、SAPリモートワーク案件・求人数は増加していくでしょう。
リモートワーク案件・求人が豊富なdoocyJob(ドーシージョブ)を見てみる↓
SAPの週2日・週3日フリーランス案件・求人事情
SAPの週2日・週3日フリーランス案件・求人事情について調査してみました。
公開中のSAP週2日・週3日フリーランス求人・案件数を分析すると63件です。
公開しているSAPフリーランス案件・求人の約17.5%を週2日・週3日フリーランス案件・求人が占めております。
先程のリモートワーク案件・求人数と同様、やや少ない印象を受けました。
しかし、週2日や週3日でも月収130や140万円など高単価なSAPフリーランス案件・求人があります。
SAPフリーランスコンサルタントとして、複数のフリーランス案件・求人に参画できるため、豊富な実績が作れます。
SAPの週2日・週3日フリーランス案件・求人を希望しているあるいは、様々な実績を積みたいSAPフリーランスコンサルタントにおすすめです。
SAPフリーランスコンサルタントやエンジニアの必要スキル
では、ここからはSAPフリーランスコンサルタントやエンジニアに必要なスキルについて解説します。
SAPモジュールの知識や実務経験
SAPフリーランスコンサルタントやエンジニアの仕事にはSAPモジュールの知識や実務経験が必要不可欠です。
SAPコンサルタントに関して言えば、SAP製品に関する知識のほか、クライアントが属する業界の周辺知識や予備知識も必要になります。
またSAPの強みにグローバル対応が可能という点があります。
最近では国内で構築したSAPシステムを海外で展開するというケースが増えています。
それゆえ、英語などの語学力はもちろん、海外展開に必要な地域に関するノウハウも求められる傾向にあります。
SAPエンジニアに関して言えば、SAPに関する専門知識や実務経験に加え、ABAP(プログラミングスキル)が必要です。
扱うソフトウェアの知識やパッケージソフト導入プロジェクトの進行管理スキル、サーバーやミドルウェアの操作スキルも同時に必要です。
周りに上記学習環境がない場合、無料でABAPが学習できる開発環境を使用してみてください。
【無料でABAPが学習できる開発環境】
・SAP S/4HANA Trial
・Free Trial:SAP Analytics Cloud
各業界の業務知識
SAPフリーランスコンサルタントやエンジニアになるのであれば、SAPスキル以外にも他の業界の業務知識も必要になります。
例えば、IT業界に入るのであればプログラミングやネットワークなどの知識やIT業界の専門用語が必要になりますし、メーカーや流通であればその業界の専門知識が必要になります。
プログラムはどのようなロジックで動いているのか、エラーはどこのレイヤーで起こっているか、システム間の連携をどのように行うかなど、自分が受け持った案件の業界知識は大まかに把握することを意識しましょう。
上流工程やコンサルティング、マネジメント経験
SAPコンサルタントは上流工程から関わることが多いです。
クライアントのビジネス環境にあわせてシステムの定期的なメンテナンスやバージョンアップを検討したり、修正を行う必要があります。
そのためにもクライアントの経営課題を把握し、マネジメントする必要があるのです。
上流の管理するSAPコンサルタントとして、経営全般の課題解決スキルと仕事量を求められます。
SAPフリーランスコンサルタントは、クライアントの要望を分析し、客観的なデータを使った改善提案力も必要になります。
SAPフリーランスコンサルタントやエンジニアは未経験でもなれる?
ここまでの内容からするとSAPフリーランスコンサルタントやエンジニアは未経験には難しいのではないかと感じる方も多いかと思います。
しかし、未経験からでもSAPフリーランスコンサルタントやエンジニアを目指すこと十分可能です。
では具体的にどんなスキルやノウハウを持てばSAPフリーランスコンサルタントやエンジニアへ近づけるのでしょうか。
最もおすすめする方法は「SAP認定コンサルタント資格」を取得することです。
「SAP認定コンサルタント資格」は、2021年2月時点で約140種類以上提供されています。
種類が多い理由はSAPの製品数やバージョン、カテゴリーによっても試験が異なるからです。
SAP認定コンサルタント資格は主に以下の3つのカテゴリーに分類することができます。
自分がSAPコンサルタントとしてどんな業務に携わりたいのかを考えながら、取得する資格・受ける試験を選択してみてください。
SAP認定コンサルタント資格 | 問われる能力 |
---|---|
・アプリケーションコンサルタント (業務コンサル向け) |
企業の業務プロセスを効率化する技術力 |
・デベロップメントコンサルタント (プログラマー向け) |
SAPアプリケーションを開発する技術力 |
・テクノロジーコンサルタント (インフラエンジニア向け) |
システム導入における課題点を解決できる技術力 |
SAP認定資格試験の一覧は、下記URLの公式サイトから確認することができます。
【公式サイト:SAP認定試験一覧】
SAP認定コンサルタント資格を取得した場合でも、SAPコンサルタントやエンジニアの実務未経験であれば、SAPフリーランスコンサルタントやエンジニアにすぐ参画することは、非常に厳しいでしょう。
なぜならSAPフリーランス案件・求人の場合、参画するプロジェクトや企業側は即戦力のSAPコンサルタントやエンジニアを必要としていることが多いためです。
そのため未経験からSAPフリーランス案件・求人への参画を検討している方は、派遣社員、契約社員、正社員などの求人・案件にエントリーし、2~3年ほどSAPの経験を積みましょう。
SAPフリーランス案件・求人獲得方法
ここからはSAPフリーランス案件・求人の獲得方法について4点ほど解説します。
SAPフリーランスとしての第一歩は、案件・求人獲得です。
良質な案件・求人を獲得するためにも、是非参考にしてみてください。
フリーランスエージェントの活用
ある程度SAPについてのスキルやノウハウがあっても、仕事の探し方がわからないという方も多いです。
そんな時は、SAPに詳しいフリーランスエージェントを活用しましょう。
膨大な案件・求人から皆さんに最適な案件・求人を紹介してくれるだけでなく、案件・求人獲得にかける時間を短縮することができます。
余った時間はプライベートに充てたり、さらなるスキルアップに使えたりとフリーランスエージェントの活用にはメリットしかありません。
また、報酬アップを狙えるという点もフリーランスエージェントの活用の大きなメリットです。
自分で営業すると交渉を詰めきれずに低単価で受けてしまう仕事もことも多いですよね。
フリーランスエージェントというプロのサポートを受けることによって、適正単価で仕事を受けるように心がけましょう。
SNSで捜索
SAPのフリーランス案件・求人獲得にはブログやSNSからの発信も非常に重要です。
企業はブログやSNSで優秀なSAPコンサルタントやエンジニアを探しているケースも実は多いです。
また、仲介業者を挟まない直接契約であるため報酬やスケジュールの交渉は行いやすいです。
しかし、その反面自身で契約やマネジメントを行う必要がありフリーランス経験が浅いSAPフリーランスコンサルタントやエンジニアにはあまりおすすめできません。
知人からの案件・求人紹介
近年ではSNSやクラウドソーシングの方が効率的に案件・求人を獲得しやすいと言えますが、やはり人脈から得る効果は非常に大きいです。
知人から紹介された仕事はある程度事前に仕事内容について聞くことができます。
それゆえ、仕事に対してのミスマッチが少ないです。
知人からの紹介のため仲介料が発生することは少なく、比較的高単価でのSAPフリーランス案件・求人受注ができるでしょう。
また、1つのSAPフリーランス案件・求人から人脈が広がり、別のSAPフリーランス案件・求人を獲得できることは珍しくありません。
知人に限らず、SAPに関するセミナーやフリーランスが多数集まるパーティなどに積極的に参加し、人脈を広げてみるのもいいかもしれません。
クラウドソーシングサービスの活用
現代社会において、案件・求人探しに最も手軽かつ有効的な方法です。
クラウドソーシングサービスとは仕事をしてほしいクライアントと、仕事をしたいワーカーをマッチングさせてくれるサービスのことです。
クラウドソーシングは誰でも簡単に、Web上で仕事を完結させることができる画期的なサービスです。
年齢や経歴は関係なく、誰でも利用することができます。
案件・求人も膨大で、常に募集をかけているため、フリーランスにはとても嬉しいサービスと言えるでしょう。
【おすすめの大手有名クラウドソーシングサイト】
・クラウドワークス
・ランサーズ
・ココナラ
しかし、フリーランス案件・求人数はフリーランスエージェントよりも少なく、単価の低い案件も多数あります。
報酬の中から仲介手数料が引かれるため、受け取れる報酬額は低くものが多いでしょう。
SAPフリーランス案件・求人の将来性はどうなの?
SAPフリーランス案件・求人の将来性は安泰もしくは増加する可能性があります。
皆さんは「2027年問題」をご存知でしょうか?
これは、SAP ERPの保守サポートが2027年に終了するというアナウンスを受けて、SAP ERPを導入している国内2000社の企業がシステムの移行対応しなければならないという問題です。
実はこれにより、SAP社の新たな製品「SAP S/4 HANA」への移行案件が急増し、それに伴いSAPコンサルタントの需要が急増しているのです。
SAPコンサルタントから見れば売り手市場になるため、年収アップなどの大きなチャンスと言えるでしょう。
SAP公式が発表した2020年度第2四半期決算発表によるとSAP S/4HANAのクライアントが500社以上増加したことが報告されています。
また採用クライアントの総数が14,600社を超え、前年同期比22%増えたことを公表しました。
さらに今まで大企業を中心に導入を進めてきたSAP社ですが、2017年より中堅・中小企業向け市場に新たなビジネス戦略を打ち出しました。
これにはERPのクラウド化が大きく影響していると言われています。
本来、パッケージ導入には高額な初期投資がかかりますが、クラウド化により初期投資を低く抑えることが可能になります。
つまりSAPコンサルタントやエンジニアの立場からすれば、大企業に加えて中小企業向けのプロジェクト案件が増えるということに繋がります。
以上のことからSAPフリーランス案件・求人の将来性は安泰と言えるでしょう。
まとめ
今回はSAPスキルを持っていたり、SAPに興味/関心があるフリーランスを含むエンジニアやコンサルタントに向けて、SAPフリーランスコンサルタントやSAPエンジニアの仕事内容や単価相場、必要スキル、将来性などについて様々な観点から詳しく解説してきました。
・SAPとはERPパッケージの1つで、会社の基幹業務を回すためのシステム
・SAPフリーランス案件・求人には、SAPコンサルティングとSAPエンジニアの2種類があります
・SAPフリーランス案件・求人の単価相場は平均が109.2万円、最高が205万円、最低が25万円です
・SAPのリモートワーク案件・求人は常駐案件と比較すると少ないが、今後増加する可能性は高い
・SAPの週2日、週3日フリーランス案件・求人は常駐案件と比較すると少ないです
・SAPフリーランスコンサルタントやエンジニアに必要なスキルはSAPモジュールの知識や実務経験、各業界の業務知識、上流工程やコンサルティング、マネジメント経験などです
・SAPフリーランスコンサルタントやエンジニアは未経験から目指すことが可能だが、ある程の実務経験は必須です
・SAPフリーランス案件・求人の獲得方法はフリーランスエージェントの活用する、SNSで捜索する、知人からの紹介を駆使する、クラウドソーシングサービスの活用するなどです
・SAPフリーランス案件・求人の将来性は期待できると言えます
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、フリーランスのSAPコンサルタントやエンジニアを取り巻く環境は大きく変化しました。
リモートワークの普及で働き方の自由度が高まりはじめているため、これまで案件受注が難しかったSAPフリーランスにとっても活躍のチャンスが広がってきたと言えるでしょう。
SAPコンサルタントやSAPエンジニアに興味のある方は、この機会に是非目指してみてはいかがでしょうか。
本記事が皆様にとって少しでもお役に立てますと幸いです。